試練が人を磨く 桑田真澄という生き方 (扶桑社文庫 く 8-1)
- 作者: 桑田真澄
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: 文庫
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・目標をたてて、そこに向かって努力してという生き方が、僕は好きだ。でもその目標を達成したから偉いわけでも、達成できなかったからダメなのでもない。大事なことは、目標を立てて、全力で努力していくプロセスだと思う。それが『桑田真澄という生き方』。ベストを尽くし、頑張っている自分が好きなのだ。
・エラーされても、僕は絶対に怒らない。『あっ、このエラーがありがたいんだ。これがきょうのオレの試合の勝ちにつながるんだ』と、いつもそう考えて投げ続ける。
・PL時代からずっと日記をつけ続けている。いやなことがあったら、それも日記に書く。そして日記に書いて終わり。だから愚痴は言わない。日記にはたくさん書くけれど、口に出しては言わない。愚痴を言うということは『ありがたいな』と思えていない証拠だから。
・ボールにブツブツ呟く、桑田流投球術。ワンアウト取るごとにボールに『ありがとうございました』。ワンストライクとるだけで『ありがとうございました』。
・野球の勉強や研究が僕は好きだ。野球のためだったらどんな人にでも話を聞きにいって勉強する。金田(正一)さんにも藤田(元司)さんにも聞きに行った。先輩だけでなく、年下の選手でも僕は聞きに行く。そこにはプライドも何もない。自分のフォームだけではなく、他のピッチャーのフォームも研究している。そして自分の参考になりそうなことは一度はやってみる。やってみて合わなければやめればいい。でも合わなくてもそれを僕は日記などに記録として残してちゃんと取っておく。
・長嶋監督の言葉。『キミたちもご存知のように、王貞治は、彼は練習しましたよ。猛烈に練習した。』と、監督は話し始める。『でもそれよりももっと練習したヤツがいるんだ。誰か分かるか?』そして『…オレだ!』この言葉、このエピソードが好きだ。やはり練習しかないのだ。(^^♪
名言だらけだね〜!(^◇^) 桑田ならおそらくどの仕事についても一流の結果を残すんだろうな。改めて好きになった。まだ来年も現役にこだわるみたいだけど、応援したいな。(^^♪