「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜珠玉の名言集…『人生を変える美しい勝ち方』(桜井章一)

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最近、一番感銘を受けているのが、麻雀界で20年間無敗の記録を持つ、雀鬼桜井章一。勝負師として、ただ勝つのではなく、いかに美しく勝つのか。まるで修行僧のような心理に溢れている…実に深い…。ウチ(SA)のトレーニング内容にかなり共通点がある。やはり真理は同じなんだなあ…。名言・至言ばかりだ。その一部を紹介しよう。(^^♪


世間では根より花のほうが人気がある。
〜華やかで人の目を惹く。でも根はいつまでも連続するホンモノの強さを持っている。本当に強い勝負ができる人は、情報には頼らず、実践の中で無数に多くの気付きができる人。瞬間的に相手の動きや出方にすばやく鋭く気付いて対応ができる人。反対にそんな気付きに自信のないひとが不安になって頼ろうとするのが情報だと思う。ハア〜!( ..)φメモメモ


勝負の旬をつかんだものが勝つ
〜旬とはその瞬間をつかまなければ二度目はないというもの。食べ物に限らず、人との付き合いでも仕事でもなんでも旬はある。過去・現在・未来という時間の流れのなかで『今、この瞬間を大切にする』というのが、『旬』をつかむということ。にゃるほど〜!(^^♪


連続するものが強い
〜連続することは、この世界にいきるということそのもの。生命という連続を長くするには自然との関係を連続させなければならない。スポーツでも勉強でもどれだけ長く出来るかが大切なこと。
そのとおりだね。仕事を始めるのは簡単でも、やり続けるのは本当の実力が求められるよね。(^_-)-☆


手の内をすべてさらけだせる人は強い。
〜外から帰ると靴を脱いで靴を脱ぐ。そうやって脱いでいくのは気持ちがいいもの。勝負に強い人が『手の内を見せる』のもそれと同じ。強くなるには、気持ち的に素っ裸でいつもいられるようにすればいい。そうだよね。何も足さない、何も引かない。自然体がいいよね。


答えを探さない。
〜ちいさいころから学校で勉強を教わるがすべて答えのあるもの。しかし、人間は本来答えのない世界に生きている。なぜ生きているのか?宇宙とは何か?私たちは答えのあるものに慣れてしまって答えをみつけないと心が不安になってしまう。その答えもまた変化する。強さということも実はことばで的確にいえるものではない。答えがないことが強さであるということを体で感じるしかない。そのとおり!(^◇^)


自覚でなく他覚を持て!
ドライブしていて雨が降ってくるとする。普通は雨が降ってきた尾も言う。しかしそうではなく、もともと雨雲の下にこっちが入ったともいえる。自分を中心に考えるのと相手の立場になるのとでは違う。
相手の感覚を持つことを他覚といっているが、勝負の時は自分というものを固定しないでいかにこの他覚をもつかが大きなポイント。自分の立場だけでは独りよがりな知識でも多くの他人の視点を借りて物を見、考える他覚をもてば全体を見通す知恵になる。クウ〜!(>_<)


流れをとらえられるか?
サーフィンは並みの動き、潮の流れ、風の流れをいかに巧みに捉えるかが勝負。人間もそう。人間関係の流れ、仕事の流れ、生活の流れ、さまざまな流れのなかに人は生きている。その流れをいかにとらえるか、読むかによって勝敗の行方は左右される。人間オンチにはなりたくないね〜…。(^_^;)


禁じるものが多いと弱くなる。
〜強さとはきれいなものも汚いものも、いいものも悪いものもすべていったん飲み込んだ上で出てくるもの。自分の中にその汚さをいったん飲み込んでみて、ダメなら吐き出せばいい。そうすることで本当にきれいなものが何かということをつかんでいった気がする。あらかじめこれは汚い、あれはきれいといった分け方をせずにいったん受け入れた上で選び取るくらいの懐があったほうが、人は強くなる。


いや〜!スゴイなあ…。今年は桜井氏の著作がイチバンかもしれないなあ。(^_-)-☆