「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜結果を出す考え方・行動の仕方…『勝負に強い人がやっていること』(松本整)

プロとは?アマとの違いは?上手いこと?下手なこと?強いことなのか、弱いことなのか?
元トップ競輪選手で実業家、スポーツトレーナーの著者は言う、『プロとは常に勝ち続けることができる人』だと。その勝ち続けるための条件をつづったのがこの本。勝負師が教える『勝てない自分』を劇的に変える戦略、そのツボとコツをいくつか紹介しよう。


自分の哲学が必要
〜何かしらの指針がなければ、正しいと思える決断ができない。また常に一貫性を保った判断ができない。雪印不二家は、おいしくないものを作ったから経営危機になったのではない。価格が高かったから経営危機になったものでもない。哲学と最優先課題の明確化が必要だ。


勝ち続ける者は、変化し続ける者。
〜写真用フィルムがデジタルカメラになったように、インターネットが普及しているように、過去のデータが当てにならない変化が起きている。この変化に対応出来なければ生き残ることが出来ない。プロとして勝ち続けていくためには、「変化し続けなければならない」。


自分より上の人間に触れろ
〜今の自分の壁を破り、生ぬるい生活から飛び出したいのなら、「実績が上の人間と接触することにチャレンジしていく」ことが重要。
著者が27歳の時に、どうしても超一流の仲間入りができずにいた。その時世界選手権10連覇を達成した中野浩一選手らが合宿すると聞いたときに、一念発起して頭を下げて、合宿に参加させてもらった。当時の競輪界のスーパースターたちが何を考え、どのような練習をしているのか、今の自分の脚力はどの程度か、何が違うのか、あらゆる角度から自分を見直した!なるほど〜!( ..)φメモメモ


・見えない砂時計
人生の時間は見えない砂時計。上からサラサラと小さな音をたてながら落ちている。砂時計の砂が落ちきったときにその人の人生の終焉を迎える。そしてその砂時計の量は誰にも分からない。それまでの間にこの世で何ができるかということを感じたらきっと今からの生き方が変わる!


その他、負けたときの過ごし方など、生々しい話が満載。オススメよ!(^^♪


松本整の『鉄人疾走』
http://www.pregio.jp/contents/column/matsumoto.htm