- 作者: 橋川硬児
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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・インパクト・ポジショニング(初対面の相手に確実に印象を残す位置)
〜相手にインパクトを与えたいのなら、「相手の左視野」に入ること。なぜなら、左視野の情報は右脳に入り、イメージとして記憶に残りやすいのだ。そしてクレーム処理や、トラブルなど印象を与えたくないのなら、「相手の右視野」に入ること。そうすると、相手の印象に残ることは少ない。
・コングルーエント・インプレッション
〜説得力とは、説得することで創られるのではない。「相手や内容への想い」と「ことば」と「ふるまい」と「行動」の完全一致、矛盾のない一貫性で創られる。次の3つを意識するだけで説得力は180度変わる。
1.動作が速くなる(体の動き、声のスピード) ⇒ ゆっくり(動く/話す)
2.カラダの軸がぶれる(ぐねぐね、回転、手が頻繁に胸から頭に行く) ⇒ 身体をまっすぐに(軸をもち、肩を下げ、胸を張る)
3.目線が泳ぐ(横や後ろ、極点な場合は頭ごと斜め方向に向く) ⇒ 視線はまっすぐに(相手を見る、少なくとも前を見る)
・イエスセット
〜はい(YES)という質問を意図的に積み上げ、相手の無意識に「はい」といいやすい、肯定しやすい心の状況を創る。
タモリが『笑っていいとも』で本番中にやっているアレだ!
「今日は暑いですね」「そうですね」
「九州では30度を超えたそうです」「そうですね」
「明日は40度になるという話です」「そうですね」
「んなわきゃ〜ない!」(^_^;)
強制的にYESを複数取っているので、「強制わいせつ(Y−SETS)」と呼んでいる。つまり誰がどう考えても「YES」としか答えられない問いかけをすること。
・事実+「ね」
〜事実の最後に「ね(ですね)」をつければいい。例 「最近、遅くまで仕事してる+ね」。「YES」と言ってもらう回数は最低3回、途中で「NO」が出たらはじめからやりなおし。なるほど〜。( ..)φメモメモ
・相手の聴覚へインプットする「ヴォイス・マーキング」
〜重要なワードのところだけ「スピードを下げゆっくり」「心持ち低いトーンで」「小さめのボリュームで」「そのキーワード部分だけを変化させる」のがコツ。そうすると無意識が耳を傾けるのだとか!
やっぱり、「変化」や「ギャップ」が惹きつけるんだね。
・フューチャー・トリップ
〜相手に何かを提案するときに、「それを手に入れたことでハッピーになる未来を提示してあげる」こと。
こちらから「こうしなさい」と強要することなく、「どっちがいい?」と提示して相手に選んでもらう。そう、未来の結論はあなたが言うのではなく、相手に言ってもらい、相手に出させるのだ。
・カウンター・フィードバック
〜飲めない要求は相手に立場を置き換えて切り返す。つまり「もしあなたが……だったらどう思う?」と同じことや立場を、相手に置き換えて返すだけ。
どう?使えるでしょ?(^_-)-☆ あ〜あ…私の話術をバラしちゃった…。(^_^;)でもわかってもすぐには使えないよね…!?