「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜説得しなくても周囲が動く!…『絶妙な話し方の技術』

絶妙な話し方の技術 (アスカビジネス)

絶妙な話し方の技術 (アスカビジネス)

昨日に引き続いてノウハウ的な本。これって自分がセミナーやトレーニングで何気なくやっていることだったんだけど、ちゃんと理論になっていることなんだよね〜!(^_-)-☆ 結構使えるよ〜!そのいくつかを紹介しよう。


インパクト・ポジショニング(初対面の相手に確実に印象を残す位置)
相手にインパクトを与えたいのなら、「相手の左視野」に入ること。なぜなら、左視野の情報は右脳に入り、イメージとして記憶に残りやすいのだ。そしてクレーム処理や、トラブルなど印象を与えたくないのなら、「相手の右視野」に入ること。そうすると、相手の印象に残ることは少ない。


コングルーエント・インプレッション 
〜説得力とは、説得することで創られるのではない。「相手や内容への想い」と「ことば」と「ふるまい」と「行動」の完全一致、矛盾のない一貫性で創られる。次の3つを意識するだけで説得力は180度変わる。

1.動作が速くなる(体の動き、声のスピード) ⇒ ゆっくり(動く/話す)
2.カラダの軸がぶれる(ぐねぐね、回転、手が頻繁に胸から頭に行く) ⇒ 身体をまっすぐに(軸をもち、肩を下げ、胸を張る)
3.目線が泳ぐ(横や後ろ、極点な場合は頭ごと斜め方向に向く) ⇒ 視線はまっすぐに(相手を見る、少なくとも前を見る)


エスセット
はい(YES)という質問を意図的に積み上げ、相手の無意識に「はい」といいやすい、肯定しやすい心の状況を創る。

タモリ『笑っていいとも』で本番中にやっているアレだ!

「今日は暑いですね」「そうですね」
「九州では30度を超えたそうです」「そうですね」
「明日は40度になるという話です」「そうですね」
「んなわきゃ〜ない!」(^_^;)

強制的にYESを複数取っているので、「強制わいせつ(Y−SETS)」と呼んでいる。つまり誰がどう考えても「YES」としか答えられない問いかけをすること。


・事実+「ね」
事実の最後に「ね(ですね)」をつければいい。例 「最近、遅くまで仕事してる+ね」。「YES」と言ってもらう回数は最低3回、途中で「NO」が出たらはじめからやりなおし。なるほど〜。( ..)φメモメモ


・相手の聴覚へインプットする「ヴォイス・マーキング」
重要なワードのところだけ「スピードを下げゆっくり」「心持ち低いトーンで」「小さめのボリュームで」「そのキーワード部分だけを変化させる」のがコツ。そうすると無意識が耳を傾けるのだとか!
やっぱり、「変化」や「ギャップ」が惹きつけるんだね。


フューチャー・トリップ
〜相手に何かを提案するときに、「それを手に入れたことでハッピーになる未来を提示してあげる」こと。
こちらから「こうしなさい」と強要することなく、「どっちがいい?」と提示して相手に選んでもらう。そう、未来の結論はあなたが言うのではなく、相手に言ってもらい、相手に出させるのだ。

カウンター・フィードバック
〜飲めない要求は相手に立場を置き換えて切り返す。つまり「もしあなたが……だったらどう思う?」と同じことや立場を、相手に置き換えて返すだけ。


どう?使えるでしょ?(^_-)-☆ あ〜あ…私の話術をバラしちゃった…。(^_^;)でもわかってもすぐには使えないよね…!?