- 作者: 石橋春海
- 出版社/メーカー: 三才ブックス
- 発売日: 2007/04/01
- メディア: 単行本
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その歴史や背景も魅力的だが、その『放送禁止』や『封印』に怖いもの見たさを感じていたのだろう。…裏モノが好きなんだよね〜…(*^。^*)
世の中には、抗議や自主規制などにより発売中止・放送禁止となった、いわゆる〈封印歌謡曲〉が存在する。いや、存在しなかった事とされている。闇に葬られてしまったそれらの楽曲の解説を通じ、音楽史の暗部 を明らかにする!といういうことで、私も知らなかった158曲の解説をしているのがこの本。
ハア〜!面白い!そして深いね〜!時代背景も感じるし…。なんでこの曲が…!?(@_@;)っていうのもあるよね〜…。ピンク・レディーの『SOS』とか、シュガーの『ウエディング・ベル』が…なんで!?。
そして最近の話題で旬なのは、川内康範が明かす、『おふくろさん』騒動の真相と森進一への想いは読ませる。前代未聞!作者自らが「森進一限定の封印」!
知らなかったのだが、康範は、森には特別な思いがあるのだ。日本コロムビアのオーディションに落ち、途方にくれていた森をビクターに推薦したのは康範だし、息子のように森を思っていた康範はいう。『おふくろさん』は、母を敬い、人の恩を忘れてはいけないという歌。
「歌い手が情(こころ)を失ったら、その歌は死ぬんだ」
この言葉に、康範がいいたいことの全てがこめられている気がする。ん〜、読んで欲しいなあ…。
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