酒場のギター弾き 小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「他人を支配する黒すぎる心理術」(マルコ社)

ドキッとするタイトルに惹かれて読みました。(・∀・)「他人を支配する」とは「良好な人間関係を築くこと」につながる。円滑なコミュニケーションのための心理テクニックの百科事典のような本だ。わかりやすく、具体的な事例が満載ですぐ使ってみたくなるものばかり。そのエッセンスを紹介しよう。


「単純接触


大衆に自らの政策を覚えこませるために、演説の最中で同じフレーズを何度も繰り返して語る。特定の刺激を繰り返し人に与えることで、その刺激や刺激をもたらす人やモノに対する警戒心を解き、逆に好意を抱かせるのです。「大衆の受容能力は限られており、理解力は小さいが、忘却力は大きい」と考えたヒトラーは、同じテーマを違う角度や違う言い回しを用いて繰り返し訴えかけたのです。


ロミオとジュリエット効果」


ある目的に対して障害が多いほど、それを乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる


橋下徹氏のスピーチ


大阪を徹底的に批判したあと、大阪の可能性にもしっかりと触れ、さらにニッポン丸と喩えた日本が沈んでいくとしても、大阪だけは作りなおしていこうと訴えかけます。こうして聞き手を自分のストーリーに感情移入させることで、人々の心を動かしていったのです。


サウンド・バイト


わかりやすく刺激的な短いフレーズを引用する。誰もがすぐに覚えられる、単純で響きのよいフレーズを繰り返すことで、聴衆の頭にそのメッセージをしっかりと焼き付けられるだけではなく、テレビや新聞などでもそのフレーズが採り上げられやすくなるのです。


コンビニは心理術のワナの宝庫


ひとたび店内に入った客に多くの商品を買ってもらうためには、店内を少しでも多く歩いてもらう必要があります。そのためコンビニではよく買われる商品を店の端々に陳列して、客が歩く導線を長くしているのです。つまり入り口の近くに雑誌、その奥にドリンク、その脇にはデザート、サラダ、そして弁当、おにぎり、サンドウィッチを並べるレイアウトなのです。


「一貫性の原理」


自分でも一度やり始めたことをすぐに諦めるのは納得できないと思うために、「一貫性のある行動」を取ろうとする心理が働きます。これは人間の行動を左右する重要な心理原則となっている。


「話すスピードのコントロール


話すスピードは相手の年代によって変える必要があります。年をとるほど自分が感じる時間の経過はどんどん遅くなり、実際の時間の経過の方を早く感じるのです。50代の人に向けて話すときは、20代の人に向けて話すときより、ゆっくりと話しほうが印象がよいといえます。


男性をほめる場合は、相手の能力をほめることです。逆に女性は相手の行動や行為そのもの、つまり結果よりもプロセスをほめるほうが効果的です。また、理解を示しながらほめるのもポイントです。


謝罪やクレーム対応など悪い状況など悪い状況では、メールや電話は使わないほうが無難です。相手が悪い想像をふくらませないうちに、すぐに駆けつけて直接対面で応対したほうがよいでしょう。逆に、ハッピーな知らせやロマンチックなささやきはメールや電話で伝えるほうが、より感情の盛り上がりを生みます


人を説得する五箇条


1 聞き手の注意を引くストーリーやメッセージを提示する
2 解決あるいは回答が必要な問題や疑問を提示する
3 提示した問題に対する回答を提示する
4 提示した回答で得られるメリットを具体的に説明する
5 行動を呼びかける


説得の三要素


1 ロゴス(論理) 論理的に証明することで説得する
2 パトス(感情) 聞き手の感情を誘導することで説得する
3 エートス(性格)話し手の性格や信頼度により説得する


「ランチョン・テクニック」


おいしい食事や楽しい時間の中で交わされた会話や人物に人間は好印象を抱きます。ある対象とある対象がお互いに結びついているものだと錯覚する「連合の原理」も働くために、そのときのおいしい料理と打ち合わせが「とてもよい雰囲気の打ち合わせ」として記憶に残るうえに、あなた自身も好感度が高い相手として印象に残ることになります。


ザイアンスの法則


「人間は知らない人に攻撃的、冷淡な対応をする」「人間は相手に会えば会うほど好意を持つようになる」「人間は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く好意をもつようになる」


特に営業とか恋愛にめちゃめちゃ使えそうだね。オススメです。(・∀・)