「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK&GOURMET〜『小説 中華そば 江ぐち』(久住昌之)

lp6ac42007-07-23

小説 中華そば「江ぐち」 (新潮OH!文庫)

小説 中華そば「江ぐち」 (新潮OH!文庫)

ラーメン400円 竹の子ラーメン430円 大盛30増 チャシュー皿 300円  
【閉店】 中華そば 江ぐち
東京都三鷹市下連雀3-27-10
JR中央線三鷹駅 徒歩2分 駅降りて中央通り沿い 本屋さんの地下一階
0422-43-6381 11:00〜14:30  16:30〜20:30  月曜休


もう22〜23年通っている昔ながらの老舗のラーメン屋。そうどこにでもある近所のラーメン屋というカンジなのだが、ナント小説になってしまった!という伝説の(?)店、江ぐち


最近流行のラーメン屋のようにめちゃめちゃウマいというわけではない。しかしこの店には何か惹き付ける魅力がある。創業は昭和24年…ということは、。もう60年近くになる。スゴイ!
自家製で国産の地粉を使っている黒い歯ごたえのある麺、スープは鶏ガラ、野菜を中心にしたあっさりした味。具は、チャーシューではない、『チャシュー』。これがウマいんだ!脂身がないあっさりとした小さ目なんだけど。いつも皿のチャシューを別盛で頼むんだ。そしてメンマのことをここでは『竹の子』という。そしてナルト。


この本では、3人の店員に勝手にアダ名をつけて呼んでいる。『タクヤ』『アクマ』『オニガワラ』。
店に入ると、『いらっさーい!』 そして低いカウンターに屋台で使っている長いすが使われていたり、馬鹿話が満載!…昔はこんな店があったよね〜!(^^♪


この店は存在自体が『アトラクション』なのだ!しかもこの安さ!竹の子増しで30円!大盛で30円!
なんて良心的!まるで昭和を感じる貴重なスペース。いつまでもこういう店が続いて欲しいなあ。