「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜もしウツになったら!?…『ツレがうつになりまして。』

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

最近、出張が続き、仕事が重なると、ふっ!と何もしたくなくなる時がある。…ああ…ウツってこんなカンジなのかな…。と思ったりする…。(>_<)
でも、ギターを手にとって歌ったり、料理(…酒のつまみ)を作ったり、近所の温泉スパに行ったりするとするとすぐに回復するのだ。…全然ウツじゃないじゃん!(^^♪

この本は、漫画家の細川貂々(てんてん)氏の実話マンガ!スーパーサラリーマンだったツレ(夫)が、ある日突然「死にたい」と言い出した! 嫁とともに送る生活の中で回復していく彼の姿を、ユーモアあふれるマンガで描く、面白おかしくそして真面目な純愛「うつ」ストーリー。

もしあなたの家族や大事な友達が 突然変わってしまったとしたら あなたはどうしますか?
以前は、元気いっぱいでほがらかだったひとが、『もうボクはダメだ 死んでしまいたい』 すっかり愚痴っぽくなり、見に見えて元気がなくなってしまった。それはもしかしたらという時代に特有の小さなつまずきによって導かれた誰でも起こり得る病気のせいかもしれません。との解説。

マンガで面白おかしく書いてあるけど、笑えるようで笑えない…。実際は大変なんだろうな。痛いほどよく分かる。

例えば、『ガンバレと言ってはいけない。』 『テレビの音がつらい。特にバラエティー、ワイドショー、歌番組などテンションが高いのがダメ。教育テレビやNHKなどしゃべり方が一定していると大丈夫』 『大好きなクラシック音楽が聴けない。本も読めないし、新聞も読めない。頭に入ってこなくてつらくなってしまう…』 『道を歩いていて突然泣き出す。突然お金が数えられない。手をつないでくれないと歩けない。』などなど。

人間関係、都市生活、孤独、きまじめな性格、プレッシャー、過労…。などが原因か。どうやら完全主義って案外弱いものなのかもしれない。やっぱり八勝七敗主義がいいよね。(^_^;)