一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし」(高田文夫)

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TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫)
 

 1981年(昭和56年)といえば、ワタシは高校2年。朝、学校に行くと「昨日の、たけしのオールナイトニッポン聞いた?」がクラスメイトの合い言葉だった。(・∀・) ♪

 

さてこの本は昨日の続編。「今という時代とテレビ60年の歴史をクロスさせながら、大衆芸能稼業45年を誇る高田文夫が、自身で「見た」「聞いた」「読んだ」大衆芸能界のあれやこれやのおもしろ話を披露するエッセイ。なかでも、謡曲黄金時代から”笑い”がテレビ、ラジオの主流になっていく転換期となった1981年(昭和56年)を描いた一編は珠玉ビートたけしとともに作り上げた伝説の深夜ラジオ番組ビートたけしオールナイトニッポンが”革命”と称されるゆえんを、芸能史の流れをもとに読み解く」そのエッセンスを紹介しよう。

 

 
日本で幸せになれる条件は何か?ルイスは〈努力・忍耐・勤勉〉と言うが、セントはそんなものでは幸せになれないとして、こう言う。〈義理と人情とお中元〉
 
ヒット曲を作る条件は?ルイスは〈作詞・作曲・歌唱力〉と言う。そんなキレイゴトではヒットは生まれないというセントは声と顔立ち・事務所の力〉と返す。
 
芸能人の恋愛に必要なもの〈愛と勇気とパスポート〉
今の日本に不足しているもの〈水と石油とあなたの努力〉
現代の若者が必ず持っているものジーパン・Tシャツ・下心〉
オレたちに明日はない、キャッシュカードに残はない。
 

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「心と心臓の間を流れる川を、血と名づける」と言ったのは寺山修司
 
“私バカよね〜”細川たかしが歌った「心のこり」初めてラジオから流れてきた時、私は思った、肩だけじゃなくて、心にも凝りがあるんだ。心の凝りはストレスか」違ってた。“心残り”だった。
 
・山形から東京に出て来て50年以上経つのに、まだ田舎者。楽屋にあったケーキに手を伸ばし「うまそうだねぇ、このモランボン!」それを言うなら、モンブラン焼肉焼いてどうする。
 
「やっぱ夏はワイハー(ハワイ)のワイキキのビーチクが最高だネ」ワイキキはビーチでいい。乳首は見せない。
 
「の」が三ツもついた芸名「おのののか」にびっくり。その前は「き」が三ツもついた「樹木希林」。私は新しいのをニュースを見つけた。「カン」が三ツつくこれは凄い「菅官房長官ン?アハハ、違った。「すが」だったネ。もう少しで三カン王
 
・1981年の1月1日、ニッポン放送から、この後30年以上も、阿久悠に代わり大衆文化の横綱の座に座りつづけることとなる、あの男が第一声を発していた
 
「元旦や モチで押し出す 二年グソ!ビートたけしオールナイトニッポン
 
あの曲、「ビタースイート・サンバ」がすぐに流れてくる。ここから戦後生まれの男たちの意識が変わっていくのだ。下町文化大革命が起きた瞬間である。この日を境にして毒舌爆笑王としての快進撃が始まり、この十数年後、まさか、「足立区のタケちゃん」が「世界の北野」となってゴジラのように巨大化するとは、私もたけし本人思っていなかった。人見知りでとっつきづらくて、少し暗い目をしていて、神経質に首をカクカクしてーそのくせ心を開いた人には、なんでも面白おかしく喋るサービス精神が旺盛で、どんな恥ずかしいことでもドキュメントとして話し、それが話芸ともなっていた。包み隠さず喋る足立区キャラは、深夜のパーソナリティとしてはほうってつけで男子界の番長だった団塊世代の大代表だった。
 
「注意一秒ケガ一生 クルマに飛び込め元気な子」
無免許運転 10年やってりゃうまくなる」
「一人一人の協力で なくそう事故とおばあちゃん」
「あわてるな 昔はみんな歩いてた」
「寝る前に ちゃんと絞めよう親の首」
「気をつけよう ブスが痴漢を待っている」
「暗い道 バアさんすてるいいチャンス」
「指紋ふく 心の余裕が身を守る」
「ジイさんの 頭でモミ消すタバコの火」
「整形し やっとなれた 並のブス」
「赤信号 みんなでわたれば こわくない」
 
「ミスター梅介」「カージナルス」「ツーツーレロレロは、懐かしいっ!!!青春時代とダブルなあ。オススメです!♪
 

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TOKYO芸能帖 1981年のビートたけし (講談社文庫)