「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜感じる日本語(川崎洋・思潮社)

lp6ac42007-03-03

今日は、ひなまつり。釣りに行って一匹も釣れないのは、『ひまなつり』(^_^;)


大学では、農学部農芸化学科醗酵食品学を専攻したのだが、高校2年までは、文学部の国文学科を目指していた文学少年(?)だったのだ。そのころから、文学論や日本語に関しての本が好きでずいぶん読んだものだ。


久しぶりの日本語の本。言葉や詩歌や方言など雑学がいっぱい。良い仕入れになった。セミナーで使えるネタになるなあ。(ーー;)ブログに載せたくないけど、まあいいや。例えば…・。


・フランス語でお風呂のことを「バン」というそうな。昔ドリフターズの全員集合で、加藤茶さんが、「ババンババンバンバン、風呂はいれよ!」って言ったのはフランス語だったのだ!?


しゃぶしゃぶの起源。明治5年11月の寒い時期にの岩倉使節団がフランスに訪問したときに、日本食が恋しくなったが、当時はあるはずもない。あるは、ゴムまりのような肉塊をなんとか鍋に出来ないかと薄切りにして湯掻いたところ、予想外の美味だったそうな。「サ・ブージュ サ・ブージュ」 サは「それ」ブージュは「動く」で、「しゃぶー しゃぶー」と聞こえたそうな。


宮内庁御用達は、ゴヨウタシか?ゴヨウタツか?NHKでは、ずっとゴヨウタシという読み方を統一的に用いていたのだが、1974年にゴヨウタツも認めるという風に改めたらしい。要するにどちらでもいいのだが、語源はこうだ。「用達」は、江戸時代にはヨウダツと読まれていた。ところが、明治になって「用足し」と結びつけてゴヨウタシという読み方が伝わったそうな。


二ホンとニッポンの読み方は国家的に定めたことは一度もないそうだ。
1951年の放送用語調査委員会では、正式の国号として使う場合は「ニッポン」、その他の場合は「二ホン」と言って良いと決定をしているとのこと。

「ニッポン」と読むのは、日本一、日本国、日本国民、日本社会党(現在は社会民主党)、日本放送協会、国際競技大会などで、日本チームを応援する声は「ニッポン!」。

一方、「二ホン」と読むのは、日本画日本海日本共産党、日本酒、日本大学、日本刀、日本料理。東京の日本橋は「ニホンバシ」大阪の日本橋は、「ニッポンバシ」。日本銀行の行員は、「ニホンギンコウ」だが、千円札、一万円札などには、「NIPPON GINKO」と印刷されている。


面白い?もっと書きたいのだけど、パート2で書きますかね。日本語って楽しい!
プチ感動
!(^^♪