「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

GOURMET〜高崎ラーメン食べ歩き…「だるま大使 本店」VS「支那そば なかじま」

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だるまラーメン 850円

だるま大使 本店

群馬県高崎市剣崎町1186-12

18:00~23:00 月火休

daruma-taishi.com

群馬といえば、高崎。高崎といえば、昭和40年代、まだ新幹線も関越自動車道も通っていなかった頃に上越線で停まったホームでのからっ風ととだるま弁当がいまでも忘れられない。(・∀・)

 

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個人的には、群馬はグルメの隠れた宝庫、特に麺類が美味しいんだよねー!ということで「アド街」で放送されていた「超濃厚とんこつラーメン」をようやく食べました。

 

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まるでマグマ大使を連想させるネーミング!赤がいいねえ〜!

 

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この堂々とした王者の風格の店構えっ!

 

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入り口だけで「美味さ」が伝わるっ!!!

 

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大学の学生課の掲示板を彷彿させるメニューのハリガミ!(笑)

 

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初来店だから食べる前に「予習」しないとね。(笑)

 

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これからハシゴしたいので、替え玉は今回はナシにしよう。(笑)

 

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おおおー!!!!これは!!!!ルックスだけでスープの濃さが伝わるでしょ!スゴイでしょ!この恐ろしくパンチのある味は博多ラーメン、熊本ラーメンを超えるね〜!!!!味が濃いけどスープはもちろん完飲っ!!!

 

さて、もう一軒!

 

 

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支那そば 780円 わんたん焼豚そば 1180円 豚角煮ごはん(平日数量限定) 200円 味付け玉子 100円

支那そば なかじま

高崎市飯塚町1190-4 東金井県営住宅 1F

11:00~14:30 日、第3月休

 

tabelog.com

ネットで次はどこを食べようかなあ……と検索していたら、食べログ「TOP5000」だよ!こりゃ、期待できるよね〜!

 

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この落ち着いた入り口。いいじゃ、あーりませんか!!!(チャーリー浜ふうに)

 

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清潔感あふれる店内。広いカウンター。いいねえ、食べる前からウマいっ!!!メニューもシンプル。自信が伝わってくるねえ。ラーメンじゃなくて支那そば」だもんね。せっかくなので、一番高い「わんたん焼豚そば」をオーダー!

 

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そしたら隣の人も、みんな「豚角煮ごはん」を頼んで先に食べてるんだよねー!つられて追加オーダー!……し、しまった…!お腹いっぱいになるなー!シンプルな支那そば」にすればよかった!(笑)

 

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いや〜!!!ウマい、美味すぎる!!!懐かしさと新しさと同居している味。そしてワンタン、赤色のチャーシュー、味玉など。脇役がみんなレベルが高い。無化調かな、このスープ。レンゲが止まらないわー!哲学者のように静かにラーメンをすする音が聞こえる……。こりゃTOP5000になるわー!!!

 

群馬ラーメン、おそるべし。食べ比べと食べ歩きは続くっ!!!超オススメです。(・∀・)

「生きるコント」(大宮エリー)

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生きるコント (文春文庫)

生きるコント (文春文庫)

 

 

「生きるヒント」ではない「生きるコント」なのだ!(笑)まさにこのタイトルどおり

ワタシの人生も毎日が「お笑い」のようなモノなのだ!先輩がいたとは!?(笑)(・∀・)

 

「東大薬学部在学中、運命を感じて、突然、リオのカーニバルに旅立った著者。到着した現地では、なぜか黄色いビキニ姿で街中の人々に笑われながら、危険なダウンタウンを走りまわることに……。その日から人生が一変、数十匹のアライグマに襲われたり、免許もないのにピンクのポルシェを貰うはめになったり、競技用自転車を衝動買いして車に轢かれたり……。毎日、真面目に生きているつもりなのに、すべてがコントになってしまう人生。でも、そこには、他人を元気にする不思議な魅力がつまっている。吉本芸人もビックリ、爆笑必至!天然系笑いの女王の真髄をお楽しみあれ」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・昨日も朝3時に仕事が終わった。自宅に帰るときは、寝ているおかんを起こさないように細心の注意を払って家に入る。カチャ、という微かな音で、おかんはガバっと起きて一目散に玄関までやってきてしまう。まるで犬だ。可愛くなんてない。怖い。そして体が心配だ。おかんじゃなくてわたしの。おかんは。その日にあったことをマシンガントークする。そのために起きてくるのだ。「疲れている、寝かせてくれ」と言うと、一日誰とも話さなかったから、いまあんたと話せなかったら言葉を忘れてしまう、と訴えてくる。お前はオウムか。
 
タリーズコーヒーに入った。目に入ったのは茶色いコーヒーシェイクとブルーベリーのような健康系の紫色ヨーグルトドリンク。どちらも気になった。どっちかにしようと思ったが、どっちもピンと来たので両方ください」と店のひとに言った。Nさんは、まさか二つ頼むと思いませんでしたいま思い出してもびっくりです。別に、発想とかじゃなくて単純に二つとも飲みたかっただけだ。
 
その他、「ビキニ(リオのカーニバル)」「無意識な女」「絆弁当」「弁慶」「結婚願望」「イブなんて知らん」「性別不明」「ワイハ」「自分ビンタ」「東大受験」「ゴッドおとん」「インフルエンザ」「ポルしぇー」「おじいさん女」「にちようび」「知りたくなかった(本名)」など。
 

いいなあ!これ、映像化してほしいなあ!でも東大なんだよね〜!すごいなあ。第二弾も読もう!オススメです。(・∀・)

 

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生きるコント (文春文庫)

生きるコント (文春文庫)

 

 

「天才はあきらめた」(山里亮太)

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【57歳バースデイライブのお知らせ】
 
ギター弾き人生42年。昨年休業したフォーク居酒屋「旅のつづき」で毎年行われていた恒例のバースデイライブ!あの伝説の「旅つづ」が小田原で一夜限りの復活っ!
ナント!店主の国安修二さんが特別ゲストとして登場しますっ!テルが最も影響を受けたミュージシャン国安修二さん。あの曲も、あの名曲も歌っちゃうかも!?
オープニングアクト丹座夜子ちゃん。小野塚テルのオリジナルのラブソング、最新の時事ネタ集、国安修二さんのソロ、ジョイントなど盛りだくさんの名曲、迷曲の数々!
 
笑わせます!泣かせます。感動と懐かしさと癒やしと大爆笑一大アトラクション!YouTubeで聴けないナマの小野塚テルをあなたに!♪
 
☆4/24(土)
酒場のギター弾き 小野塚謠(テル)57歳バースデイライブ+国安修二 出張「旅のつづき in 小田原」 -ツイキャス同時配信(プレミアム配信)-
 
【出演】
・小野塚テル 国安修二
・てりーず、丹座夜子、柳川敦
 
【生ライブ観覧】
「KA☆BOSS」 神奈川県小田原市南鴨宮3丁目48-7 丸いビル3F1号室 TEL 0465-46-7216
・開場:18:30
・開演:19:00
・料金:2,000円
※入場は10名様までとさせて頂きます。
※ご予約は出演者及びKA☆BOSSまでお願いいたします。
 
ツイキャス同時配信(プレミアム配信)】
- プレミアム配信チケット-
https://twitcasting.tv/ka_boss08/shopcart/64232
 
【料金】
1,500円+手数料100円
※配信日より2週間、録画がご覧いただけます。
 
投げ銭BOX】
-Live Space KA☆BOSS webショップ-
https://ka07boss.official.ec/
投げ銭していただいた方には、「Live Space KA☆BOSSステッカー」をお送りします。

 

さて、今日の一冊っ!

 

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天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

小学生の頃から「天才」という言葉に憧れた。自分は「天才」だと自負して、「天才」と豪語していた。バカだね〜!(笑)小学生の卒業文集で「好きな言葉」=「天才」と書いた。六年生の卒業間近の習字の時間。先生が「自分の好きな言葉を書きなさい」=「天才」と書いた。バカだね〜!(笑)(・∀・)

 

さてこの本。「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。その舞台でようやく見つけた景色とは――」そのエッセンスを紹介しよう。

 
・いよいよ大阪へ。母親と二人で向かった。梅田に着いて人ごみに入った瞬間に襲ってきた恐怖感。それは、本当に芸人になるためのスタートを切ってしまったという現実味と、そこについてくる不安の種だった。僕は本当にお笑いなんかできるんだろうか?急に自分はなんの武器もない感じがした。大阪に行ってお笑いの学校に行けば自然とおもしろくなって芸人になって、売れるんじゃないか?なんていう甘い考えがあったのではないか?いきなりきた大阪という街は、かつて自分がためてきた自信の貯金が大した額ではなかったと思わせてきた。
 
・大学の三回生になるのと同時にNSC22期生になった。大阪およそ600人、東京校もおよそ600人ということで、吉本だけで1200人のライバルとスタートを切ることになる。
 
僕はクズです。本当にどうしようもない男です。先に言います。ごめんなさいM君。これから話すのは思い出話として話すというよりも、捕まった犯人が自供するような感じになると思います……。コンビを組んでくれたM君に対してとった僕の行動はまさに暴君だった。
 
僕はひたすらネタを作りまくった。今思うと、正直何がおもしろいかをあまりわかってなかった。おもしろいネタをどうして作っていっていいかわからなかった。でも止まっちゃいけなかった。ひたすら書きまくった。浪人時代の癖で、わからないものはひたすら書いて体に覚えこますという方法だ。とりあえず自分の好きな芸人さんのネタをひたすら書き起こすことをやってみた。例えば当時、大好きだった爆笑問題さんをテレビで見て、そのしゃべりと必死に書いた。ダウンタウンさんの番組で自分の笑ったところで停めて「今なんでおもしろいと思ったのか」をノートに書いた。
 
努力ってお笑いをやる上ですごく格好悪いことだと思っていた。「必死」「一生懸命」この単語が庭わない「本当の天才」が創るべきなのがお笑いという世界で、何の苦労なく頭の中に思いついたことを言うと目の前の人が笑ってくれる人たち、それが本当の芸人なんだとわかっていた。
 
絶対こんな人たちは売れない。僕はそう思って疎ましく見ていた。僕の眼力なんであてにならない。その2組とは笑い飯千鳥だった。
 
正直、おもしろいものを創るということがわからなかった。そのときのネタは、僕は自分でやっていた楽しいものではなかった。学校の課題をやっているような感覚で、でもそのときはそれが当たり前だと思っていた。楽しいはずはない、仕事なのだから、と。これがプロ意識ってやる?くらいの誇らしささえ思っていた、絶対違うのに。
 
・ある問題にぶつかった。それは、僕はお笑いにおいて「これがやりたい」という気持ちがないということだった。単独ライブが僕に突きつけたのは、自分がお笑いを生み出す能力があまりないという事実だった。
 
僕は天才には程遠い。でも、そのスタートラインに僕たちが立てた。本当に嬉しかった。絶対来ないと思っていた。そんな日が来た。でもやっぱり僕は天才にはなれない。でも、この事実をあきらめる材料にするのではなく、目的のために受け入れ、他人の思いを感じて正しい努力ができたとき、憧れの天才になれるチャンスがもらえる。
 
・(若林正恭彼はこれからも変わらず追いかけてくる自己否定ゾンビから目を離さないだろう。そして、その苦行のような、生き甲斐のような努力をやめないだろう。彼が言われたら一番困る言葉であり、一番言われたい言葉をもう一度言おう。山里亮太は天才である」。天才とは、尽きない劣等感と尽きない愛のことなのだから。そして、得てして天才は自分が天才だと気づかない。ダメだ。たりないふたりの漫才がやりた過ぎる。
 
山里亮太 ツッコミ27連発」ってどこかに動画、残ってないかなー!?ワタシは、諦めてませんよー!天才を!!!(笑)オススメです!(・∀・)

 

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天才はあきらめた (朝日文庫)

天才はあきらめた (朝日文庫)

 

 

「少年のふろく」(串間努)

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「少年」のふろく

「少年」のふろく

 

ワタシが新潟にいたころ、かろうじて記憶がある月刊誌「少年」。それから週刊誌が一般的になって台頭していくのだ。そしてそのころ当時の学年別学習雑誌の「ふろく」が本当に楽しみだった。キリンちゃんのように首を長ーーくして待っていた。(・∀・)

 

さてこの本。「 鉄腕アトム鉄人28号を生んだ雑誌『少年』。中でも子どもたちの心を捉えて放さなかった「組み立て付録」とは、どんなものであったのか。その歴史と変遷、付録の果たした文化的役割などを探る」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・かつて『少年』というストレートなネーミングの雑誌が、少年たちを熱狂させた時代があった。ある世代以上の方にとっては、少年時代の記憶を思い出す「よすが」になる雑誌だろう。また、日本を代表するアニメとなった鉄腕アトム」「鉄人28号の生みの親であるということで強く強く印象づけられているかもしれない。
 

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・別冊マンガ以上に楽しみだったのが、組み立て付録である。何しろ前号の予告、カラーで描かれた組み立て付録の素晴らしさは、一ヶ月間、小遣いの少ない少年の胸をワクワクさせるのに十分だったのである。このように少年の小さな胸を毎月ドキドキさせた『少年』の付録。
 

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バネやゼンマイなどの動力の代わりは「輪ゴム」で、回転軸は「割りピン」で行われた。幻灯機の懐中電灯など、どうしても足りないものは、各家庭で用意してもらうことになるがなるべく使わないよう工夫してある。セロハンテープは昭和40年代前半には、子どものとってふんだんに使えるものでもなかった。「セロハンテープと、乾電池をふんだんに使いたい」というのは当時の少年全員共通の願いではなかったか。
 

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鉄道郵便が廃止されるまで(郵政省は昭和61年9月30日をもって国鉄を用いた郵便輸送を全廃した)は、郵便車が貨物列車に連結されていて、小包は鉄道敏で遠隔地へ運ばれていった。そして雑誌や本も鉄道によって全国津々浦々に選ばれていた。距離によって時間差があり、雑誌の次号予告ページには「一部地域では発売日が異なります」という注意書きがあった
 

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月間少年漫画誌国鉄特運の制限を受けて試行錯誤している間に、トラック輸送による学校への直接販売という独自の販路を持った学研の『科学』と『学習』が、昭和38年以降、プラスチックなどを豊富に使い、子どもらの人気を獲得していくまた高度経済成長時代の進行とともに、玩具・文具など子どもマーケットのグッズも活性化し、その消費に応えるだけの資金体力を一般家庭の家計や獲得していく。たとえば組み立て紙工作はプラモデルの出現で退潮し、双六や簡易ゲームは、野球盤や本格的ボードゲームの出現で陳腐化する。そして雑誌の通信販売広告とデパートの玩具売場の魅力がより増し、月刊誌の組み立て付録を凌駕してくるのである。
 
輸送規制のあおりを受け、昭和30年代は付録といえば、別冊まんがが中心となっていくが、それも昭和34年の週刊漫画雑誌の創刊を迎え、数年後に週刊誌人気が定着すると、月刊少年誌そのものの存在基盤が薄れ各社の看板誌が相次いで休刊、今では組み立て付録は少女まんが誌、学年誌幼年誌に面影を留めるのみとなってしまった。週刊誌とテレビの台頭で月刊漫画誌が消えていくのは時代の流れあるから、たとえ国鉄による制限がなく金属使用が認められても、世代交代を止めることはできなかっただろう。
 
中村星果

 

ああ〜〜!なんかいいなあ〜〜懐かしいなあ……。この手作りのアナログなものって、いまこそ必要な気がする。オススメです。(・∀・)

 

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「少年」のふろく

「少年」のふろく

 

 

「あの世がしかける この世ゲーム スピリチュアルアドベンチャー」(並木良和)

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あの世がしかけるこの世ゲーム

あの世がしかけるこの世ゲーム

  • 作者:並木良和
  • 発売日: 2020/09/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この本はユニークだなあっ!!!確かに!人生のというのはある意味、ゲームなのかもしれない。自分が主人公の、ね。(・∀・)

 

「じつは私たちは、“とあるゲーム”のまっただなかにいるのです。名づけるならそれは……「自分が“神”であることをきれいさっぱり忘れて地球を遊び尽くし、そしてもう一度、神であることを思い出そうゲーム」。そのエッセンスを紹介しよう。
 
冒頭から、ごめんなさい。僕たちは一度も、生まれたことも、死んだこともない存在である。なんて言ったら、びっくりしますか?でも、これは宇宙の事実。地球という「この世」で肉体を与えられるのが「生」、そして肉体を離れ「あの世」という宇宙に還ることを「死」と言っているわけだけど、これは、あくまでも生と死がある地球での話。そう、本当はといえば、魂はずーっと、生まれたこともなく、死んだこともありません。肉体を得たり失ったり、まるで衣替えのように、魂という存在は、この世とあの世とを行ったり来たりしているんです。
 
・魂の存在のままでは、なんでも思い描いた瞬間に創造できてしまう魂たちにとって、地球は、それはそれはもう、極上のテーマパークなんです。「わざわざつくり出すという工程」とか「思い描いてもかなわないこと」とか「絶望して苦悩する」みたいなネガティブな感情を、味わってみたいし、経験したい!
 
・そこには、ひとつのルールがありました。それは、僕たちが、なんでも思うままに生み出せる「創造主」だいうことを「忘れる」こと。なぜなら、地球に降り立つ理由は「なかなかかなわない」とか「うまくいかない」「苦悩する」を体験するためだから。僕たちは、そんな「めんどくさいこと」をしに、わざわざ地球にやってきたんです。名前をつけるとしたら、「神であることを完全に忘れて、もう一回、祇であることを思い出そうゲーム」!
 
・僕たちは、映画館の映写室にいて、地球に降り立つときに抱えてきた風呂敷包みの中の経験してみたいことフィルム」を、一本一本、自分の現実というスクリーンに映し出しているんです。
 
物理事件であるこの世は、すべてのものが自分の内側ではなく、外側に存在しているという概念にとらわれています
 
・目が醒めている人は、「こひしたふわよ」(恋慕うわよ)の状態にあります
「こ」…心地よい 「ひ」…惹かれている 「し」…しっくりくる、スッキリする 「た」…楽しい 「ふ」…腑に落ちている 「わ」…ワクワクする 「よ」…喜びを感じている
 
自分自身が光であることを思い出す。光が強いほど濃い影ができるように、光を強く感じられるようになると同時に、自分のなかの間も感じるようになります。でも、心配する必要なありません。間は「悪」ではありません。
 
地球上に生まれてきた魂は、例外なく、やりたいことがあるからこそ生まれてきたのですから、やりたいことがないということは、そもそもありえないのです。

 

 うーん……なかなか奥が深いっ!確かにゲームだよ!人生なんて〜!オススメです。(・∀・)

 

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あの世がしかけるこの世ゲーム

あの世がしかけるこの世ゲーム

  • 作者:並木良和
  • 発売日: 2020/09/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「唐沢俊一のB級裏モノ探偵団」(唐沢俊一)

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唐沢俊一のB級裏モノ探偵団

唐沢俊一のB級裏モノ探偵団

 

 

「酒場のギター弾き」としてのワタシの持ち歌に放送禁止歌がある。あまりリクエストがないので、ほとんど歌わないが、ときどき歌うことがある。この間は、30数年振りに岡林信康『手紙』をフルコーラスで歌ったのにはビックリしたなあ……!(・∀・)

 

さてこの本。 「どうでもいいような雑学を集めた、カルト王のお笑い雑学エッセイ」なんだけど、その中でワタシが大好きなこの手の歌のハナシが書かれている。そのエッセンスを紹介しよう。

 

「あなたの知らない「能天気ソング学」入門」(爆笑!C級コミックソング・オンパレード)
 
東芝EMIから『笑ケース』というコミック・ソングのCDボックスが出ている。コミック・ソングはかくも人の心に根をおろす。しかるに、音楽業界でのこういう上の扱いのひどさには怒りすら覚える。こういうふざけた歌は歌ではない、などと公言する者すらいるのである。トンデモない話だ。コミック・ソングは実に高度なテクニックを要する高級な歌なのである。イギリスなどでは、上流階級のパーティには必ず、余興でコミック・ソングが歌われると聞く。日本におけるこのテの歌の地位を、もう少しあげなくてはならない。
 
タモリのワーク・ソング」「好っきゃねん」(ミス花子)「恐怖の人間カラオケ」「おまんた囃子」(三波春夫)「ハエハエハエ」「息もつかずに」(自切俳人)「ヨサホイ節」
 
・三流劇画の御三家「漫画大快楽」「劇画アリスそして漫画エロジェニカ」
 
・エロ広告のたくましき妄想に男が踊った理由ー古き良き時代のワイ広告」名言集
 
三一書房『完全「世界征服」読本』
 
キリスト教の偉人たちは本当に偉人だったのか?ー『黄金伝説』における聖人たちのマヌケ話
 
聖教新聞のバリバリ君」など。

 

いいなあ……マニアックだなあ……こういうの大好き。オススメです。(・∀・)

 

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唐沢俊一のB級裏モノ探偵団

唐沢俊一のB級裏モノ探偵団

 

 

「読む餃子」(パラダイス山元)

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読む餃子 (新潮文庫)

読む餃子 (新潮文庫)

 

 最近、二週間に一度、餃子を焼いている。妻はお店の餃子はあまり食べないがワタシの手作りのはお気に入りらしい。ウレシイ。餃子を食べると幸せになるよね。(笑)(・∀・)


「包んで焼いて三十有余年。会員制餃子店の主にして餃子の王様が、味わう、作る、ふるまう! 論より餃子、餃里夢中! 全篇垂涎、究極の餃子エッセイ集」
そのエッセンスを紹介しよう。
 
・「これは食べたあと、思わずセックスしなくなる餃子ですね」餃子って、食べて交わると子どもができるって書くんですよ」
 
【餃妻賢母】パパのために美味しい餃子をつくるママのこと。転じて、冷凍食品やお惣菜コーナーの餃子を半額で買う経済観念がしっかりしたママのこと。
 
【諸餃無料】街中で配られている餃子のタダ券(全国の支店で利用可能)
 
【餃越同舟】会員制餃子の店蔓餃苑の予約はお互いに協力し合うことのたとえ。
 
【弱肉餃食】今日は肉少なめの餃子お願いね!
 
【同餃他社】餃子の王将」「大阪王将」「餃子の満州」「みよしの」「蔓餃苑」
 
【産餃革命】食品製造機器や急速冷凍技術による、餃子生産における手工業生産から向上性生産への変革。中国の安価な労働力を動員した餃子量産体制の確立を、第二次産餃革命と呼ぶこともある。
 
【餃求不満】目の前の餃子に目が眩んで周りの様子が解らない様子。
 
【残餃】美味しい餃子を頂くための居残り仕事
 
【餃夫の利】二者が争っている間に第三者が最後の一個を平らげるさま。
 
【餃子さしちがい】自分が注文した餃子が隣のテーブルへ運ばれていくこと。
 
・愛情のこもった料理は美味しい。餃子は、肉、野菜だけが包まれているものではありません。まごころや愛が包まれているのです。だから、美味しいのです。
 
その他、「エア餃子対決 68番勝負」「おかひじき餃子」「上海飯店」「出番がなかなかやってこない餃子丼」「人を幸せにする餃子」「『タモリ倶楽部』餃子新年会」「餃子にニンニクは入れてはいけない」「餃子虎の穴」「キャベツ派VS白菜派」「義務餃育のスゝメ」「出張蔓餃苑、餃育実習」など。
 
いいなあ!次は皮を作るぞー!餃子、大好き。オススメです。(・∀・)

 

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読む餃子 (新潮文庫)

読む餃子 (新潮文庫)