「酒場のギター弾き」としてのワタシの持ち歌に「放送禁止歌」がある。あまりリクエストがないので、ほとんど歌わないが、ときどき歌うことがある。この間は、30数年振りに岡林信康の『手紙』をフルコーラスで歌ったのにはビックリしたなあ……!(・∀・)
さてこの本。 「どうでもいいような雑学を集めた、カルト王のお笑い雑学エッセイ」なんだけど、その中でワタシが大好きなこの手の歌のハナシが書かれている。そのエッセンスを紹介しよう。
「あなたの知らない「能天気ソング学」入門」(爆笑! C級コミックソング・オンパレード)
・東芝EMIから『笑ケース』というコミック・ ソングのCDボックスが出ている。コミック・ ソングはかくも人の心に根をおろす。しかるに、 音楽業界でのこういう上の扱いのひどさには怒りすら覚える。 こういうふざけた歌は歌ではない、 などと公言する者すらいるのである。トンデモない話だ。 コミック・ ソングは実に高度なテクニックを要する高級な歌なのである。 イギリスなどでは、上流階級のパーティには必ず、 余興でコミック・ソングが歌われると聞く。 日本におけるこのテの歌の地位を、 もう少しあげなくてはならない。
・三流劇画の御三家「漫画大快楽」「劇画アリス」そして「 漫画エロジェニカ」
・エロ広告のたくましき妄想に男が踊った理由ー古き良き時代の「 ワイ広告」名言集」
・三一書房『完全「世界征服」読本』
・キリスト教の偉人たちは本当に偉人だったのか?ー『黄金伝説』 における聖人たちのマヌケ話
「聖教新聞のバリバリ君」など。
いいなあ……マニアックだなあ……こういうの大好き。オススメです。(・∀・)