「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ペニーさん」(マリー・ホール・エッツ)

 

一発逆転っていいよね。痛快だよねー!♪ 今年のWBCの準決勝メキシコ戦、0―3とリードを許した7回に、吉田正尚が起死回生となる同点3ランを放ち、その後の劇的なサヨナラ勝ちの映像はいまでも観るとナミダが出る……。(T_T)

 

さて、この本もまさにそうだよ!!!

 

貧乏でも動物たちと幸せに暮らしていたペニーさん。ある日、動物たちがおとなりさんの畑を荒らしてしまう。怒ったおとなりさんから損害賠償の要求をされ、困り果てるペニーさんを救おうと動物たちは……。

 

・「わしの『役立たずの動物ども』か!ああ、わしの大事な家族、こんなりっぱな畑がありゃ、わしらには食べきれないほどの食べ物が手にはいる。そうすりゃ、わしは、もう、あのウーウーサイレンのなるウドルの工場で働かんでもすむ。毎日うちにいて、畑仕事だけしていればいいんだ」

 

いいなあ。痛快だなあ!「鶴の恩返し」の海外版だね。人生の最後はこんなラストシーンがいいね。オススメです。(^^)