「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「まことに残念ですが…不朽の名作への「不採用通知」160選」(アンドレ・バーナード)

いいなあ。この本。あの名作も、出版を断られていた!!!!ビックリ!!!勇気づけられるなあ!♪(・∀・)

 

 「プルーストヘミングウェイもクリスティーも、みんな一度は原稿を突き返されていた。だがその原稿も今は名作に。名作への"お断わりの弁"を集めた画期的な本。文豪たちの苦労話を読んでみんな勇気を持とう」そのエッセンスを紹介しよう。

 

 
『大地』1931年 パール・バック
 
まことに残念ですが、アメリカの読者は中国のことなど一切興味がありません。
 
 
 
この少女は、作品を単なる“好奇心”以上のレベ得るに高めるための、特別な観察力や感受性に欠けてるように思われます。
 
 
 
ご自身のためにも、これを発表するのはおやめなさい。
 
 
 
 
遺憾ながら、イギリスの児童文学市場にまったくふさわしくないという理由で、この本の出版を見合わせることで全員一致で決定いたしました。非常に長く、いささか古くさく、なぜこれがアメリカで好評を博しているのか、まったく解せません。
 
 
 
…たいして将来性のない、マイナーな作家だ。この作品は、一般読者にはおもしろくなく、科学的知識のある者にはもの足りない。
 
 
 
わたしとてソヴィエトの内政や外交政策には大いに批判的だが、いくらなんでもこれを出版するわけにははいかない。こんな集中総攻撃は。
 
アメリカ合衆国では動物の話は売れません。
 
 
『炎の人ゴッホ』1934年 アーヴィング・ストーン
 
ある芸術家についての、長ったらしく、さえない小説。

 

この日本版がないかなあ!書いてほしいなあ。オススメです!(・∀・)

 

 



 

 

プルーストヘミングウェイもクリスティーも、みんな一度は原稿を突き返されていた。だがその原稿も今は名作に。名作への"お断わりの弁"を集めた画期的な本。文豪たちの苦労話を読んでみんな勇気を持とう。