寄席にいくとかなりの確率で出ているのが漫才協会のナイツ。テレビとは違って寄席では長い時間、漫才をやり、テレビでは言えないネタが多いのも楽しいっ!(・∀・)
さて、この本は、ナイツの塙宣之の本。
「何度も呆れるけど、それでもずっと愛してる。「ギギギギ」と笑い、布団の上で飯を食うし、注射と聞くと部屋に籠城ーー変なおじいさんとのちょっとおかしな二世帯暮らし\ファン第一号、清水ミチコ氏が笑い泣き!/ものすごく面白いお義父さん。見つめてる塙さんはもっと面白い」そのエッセンスを紹介しよう。
・「のぶたん!」呼ばれたほうへ振り返ると、
・静夫さんは僕のことを「のぶたん」と呼ぶ。 出会って間もない頃は、のぶさんだったけど、 いつしかのぶたんに変わった。静夫さんは変わっているというか、 めちゃくちゃ個性的。 自分の思ったままに行動する人で予測不可能。 僕や家族みんなの話をぜんぜん聞かない。聞いてくれない。
・四季を通じて、家では下着姿。定番は、股引にランニング。 朝から番まで同じ格好。そのこだわりは、スティーブ・ ジョブズのよう。性格は頑固。そして、しつこい。言いたいこと、 やりたいことを、誰が嫌がろうと決して曲げない。極め付きは、 生活スタイル。まだ日の昇らない早朝にひとり。 のそっと起き出す。いつ眠っているか誰もわからない。
・静夫さんは不思議と愛されている。「ありがとう!」「嬉しい! 」が口癖で、他人の悪口を言ったり、若い人に説教したり、 愚痴をこぼしたりしない。いつも満面の笑みを浮かべている。
・僕はやっぱり、変なおじいさんが大好き。変というか、 独自の世界観を、曲げずに生きている。えも言われぬパワーに、 惹かれてしまう。漫才協会には、 たくさんの師匠方がいらっしゃって、 それはそれはもう個性的で変なおじいさんが多い。
いいねえ。三世代で住むって。大家族、好きだなあ。オススメです。(・∀・)