このタイトル、よく耳にするけどようやくちゃんと読むことができましたー!♪なーるほどそうだよねー!腑に落ちる〜〜!φ(..)メモメモ
「モノを売るすべての人に向けたマーケティングの入門書です。タイトルの「ドリルを売るには穴を売れ」とは、マーケティング業界でよく言われる言葉で、「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味。新人マーケッターが閉店寸前のレストランを復活させるサブストーリーも展開」そのエッセンスを紹介しよう。
・「マーケティングとは何か」をひと言でいえば「顧客」
・マーケティング脳を持っていると、 マーケティングのヒントを発見した瞬間だけ「 なぜこのようなメニューになっているのか」「 なぜこの店員はこのようなセールストークにしたのか」「 なぜこんな広告のメッセージになっているのか」 と活発に動き出す。
・マーケティング脳を鍛えるのは、 自分の身の回りから学べばよい。何かを買ったとき、 買わなかったときに「なぜこの商品を買ったのか?」「 なぜこの店で買ったのか」を考えていけばよいのだ。また、 あなたが買ったものについて、「なぜ買ったのか」 という本当のホンネの理由は、あなただけが知っている。 電車の中でボーッとしているのでは時間がもったいない。 そのような時間を使って「マーケティング脳」を鍛えればよい。 しかも無料だ!
・最低限知っておくべき理論
1 ベネフィット 顧客にとっての価値
2 セグメンテーションとターゲティング 顧客を分けて絞る
3 差別化 競合よりも高い価値を提供する
4 4P 価値を実現するための製品・価格・販路・広告
・あなたが工具のドリルを売っているとする。 あなたにとっての売り物はドリルだが、顧客にとっては、 ドリル自体ではなくドリルが開ける「穴」に価値があのだ。 この「穴」がベネフィットということになる。顧客は「ドリル」 を買っているわけではなく「穴を開ける道具」 を買っているのであり、あなたはドリルではなく「 穴を開ける道具」を売っている。
・「顧客にとっての価値を高める」「顧客が買うための手間、 時間、エネルギーを減らす」「値下げをするための努力をする」
・「心理的セグメンテーション」
1 革新者 一番最初に見つけて、使いはじめる人
2 初期採用者 一般に広く普及する前に使い始める人
3 前期マジョリティ 普及し始めるころに使い始める人
4 後期マジョリティ ほぼ普及したのを確認してから使い始める人
5 遅延者 一番遅れて使い始める人。または使わない人
・TDRが主に提供しているのは、情緒的ベネフィットだ。 ひと言でいえば「夢のような楽しい時間」を提供しているのだ。 別世界に来たかのような居心地の良さが、 TDRが提供している時間だ。ゴミひとつ落ちていないパーク、 スリリングな乗り物、ゆったりと楽しめる落ち着いた乗り物、 計算し尽くされたイベント、サービスの良い飲食店など、 来園者を楽しませる数々の仕掛けがある。
・TDRに一人で来る人はほとんどいない。 必ずといっていいくらい家族、カップル、 友人グループなど複数人以上のグループで来ている。 TDRが売っているのは、入園チケットかもしれないが、 本当に売っているものは「楽しい時間」と「素晴らしい思い出」 なのだ。実は、チケット収入は44%と半分にも満たない。 売上の半分以上を物販と飲食で稼ぎ出しているのだ。 そう考えると、TDRのさまざまな仕組みが、 見事に整合性をもってつながってくる。その結果として、 顧客単価9220円という素晴らしい数字を上げている。 家族4人で4万円、 それでも年間2500万人が入場するということは、 それだけの素晴らしい価値を提供している何よりの証拠だ。
そおだね!ワタシの「てるてるソング」「流し」を聞いてくれてる人は、ワタシの歌ではなく、自分の思い出や過去の人生にアクセスしてタイムスリップして、泣き笑いしてくれてるんだなあ。なーるほど。これ、新たなキャッチフレーズにしよう!超オススメです。(^^)