ムカシ、アリスの谷村新司が、大橋純子の『シルエット・ロマンス』を聞いて、ビックリした!という。「大橋さん、すごい歌詞を歌いよる!」という。「 ♪〜鏡に向かってアイペンシルの〜」というところを「♪〜鏡に向かって『排便』するの〜♪」と聞いてしまったらしい。(笑)タモリ倶楽部の「空耳アワー」だね。
さあ、この本。「喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く―!私はここまでひどくない、とあなたの心が軽くなる!?読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ」そのエッセンスを紹介しよう。
・高級ホテルの喫茶コーナー。「ココナッツとミントとバナナのフレーバーがございます」まあ、お洒落なこと、ではココナッツフレーバーにいたしましょう。応えると、さらにウェイトレス嬢、「少々◯◯がつきますが」。私には「エダマメ」としか聞こえない。「甘み」らしい。甘みと枝豆。似ていなくもない。しかし、どうしてそう聞こえたのか不思議である。最近、この手の聞き違いが増えている。
・私の名前はアガワである。自分の名を電話で告げて、一度で理解されたためしがない。たいがいは「は?」と聞き返され「アズマさんでか?」「いえ、アガワです」「は?アワワさん?」「だから、ア、ガ、ワ!」。
・知人宅に電話をしたら幼い女の子が電話口に出たので、「アガワですが、お母様いらっしゃる?」するとまもなく母親らしき不審に満ちた声が「もしもし?」と出てきた。「アガワですが」と言うと、「あら、やだ。ごめんなさい。娘が、悪魔から電話だっていうものだから」
ワタシも「小野塚です!」という「大塚さん?」「小野寺さん?」ってたまに言われるなあ!♪オススメです。(・∀・)