対談集って好きなんだよね。対談番組が活字になっていると自分のペースで読めるから、動画を見るより好きかも。(・∀・)
さて、この本、週刊誌の連載対談集をまとめたもの。
「アガワの文庫新シリーズ創刊!コワイ人、エライ人、黙る人の懐に飛び込む阿川佐和子のインタビュー術が縦横に駆使された、落語家、教育者、俳優、スポーツ選手、映画監督、音楽家らとの新旧対談傑作選。各対談にまつわるエピソードもお楽しみください。大ベストセラー『聞く力』の副読本としても最適な、「聞く力」の実践編」そのエッセンスを紹介しよう。
壇蜜(1980年 秋田生まれ)
壇蜜(1980年 秋田生まれ)
・壇蜜(『甘い蜜』のSMシーンで、鞭で叩かれるシーンで)「 スタントは全くナシだったので、(ミミズ腫れが) 身体じゅう隙間なくできました。 はんと自分がやったっていうを見てもらおうと、 撮影の次の次の日ぐらいのイベントで、 うちの子たちに見せました(笑)。」
阿川「「ウチの子」って?」
壇 「あ、俗に言うファンの方たちのことです。 身内みたいにして下さるし、あの方々がいて下さらないと、 私のいる意味がないんですよね」
阿川「意味……」
阿川「29歳から始めるというのは、決して早くはないですよね」
壇 「ほぼ手遅れですよね(笑)。日本のグラビア文化は、 若ければいいみたいな風潮がありますので、 場違いなことはわかっていました。けれどもマザコン的な、 年上に対する憧れ、包容力だったり、癒されたい、 許されたいと思ってる男性はいるだろうなと。 そういう人に向けて、 リミッターを超えた露出をお届けしたい気持ちはありました。「 Tバック、NGです」なんて言ってられないですから」
阿川「『いいとも』 に出る前のタモリさんの評判はどうだったんですか。」
タモリ「いまで言うと江頭2:50と同じ印象の危ないタレント。 白のブリーフ一枚でスタジオを這いずり回ってイグアナの真似して ましたから無理もないけど。それでショックを受けて」(山口)百恵ちゃんは引退したんですよ(笑)。
阿川「山口百恵を引退させた男(笑)」。
タモリ「後日、謝りましたけれど(笑)」。
阿川「福岡時代から、周りの人に「面白い」 と言われていたんですよね」
阿川「出てくるのが遅いって?」
タモリ「そう。それで「食えるのか?」」と訊かれたから「いや、 仕事は何もありません」と答えたら、司会の仕事くれたんですよ。 あの人は、自分のコンサートで絶対、司会は置かないんです。 それが「東京の分だけ、お前、適当に司会やれ」って。
タモリ「可愛がられましたね。幸運なことにね。 イグアナやってただけなんだけどね(笑)」
タモリがインタビューされるって珍しいよね。(笑)貴重なトークだなあ。オススメです。(・∀・)