「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「自粛するサル、しないサル」(正高信男)

 

3年前の8月、新型コロナウィルスに感染して「亡くなるかもしれない」宣告を受けたワタシ。奇跡的に生還できて、その頃から比べるとすっかり健康になったなあ!♪ なんてことを思い出していたら、この本ですよ!タイトルがオモシロイ!!!

 

新型コロナ危機では、人々の間で「自粛派」と「反自粛派」の対立が起きた。サル学の見地によれば、自粛派は生物の本能として感染症を怖がる「サル的」で、反自粛派は理屈で恐怖感を抑制できる「ヒト的」。「ヒト的」のほうが進化形だが、「サル的」のほうが命を守るうえでは合理的ともいえる。この対立は、中世ペストのときも江戸時代の感染症危機でも繰り返されてきた。なぜ「自粛する、しない」の相違は生まれるのか。「永遠の敵」のようにも見える両者は、果たしてわかり合えるのか。サル学者によるコロナ文化論」そのエッセンスを紹介しよう。

 

こりゃオモシロイ!明治大学教授の栗本慎一郎センセイの『パンツをはいたサル』以来だなあ!オススメです。(・∀・)