「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「昭和歌謡は終わらない」(近藤勝重)

 

お正月の元日、二日と、それぞれの実家で「流し」てきましたよー!♪ やっぱり時代は昭和歌謡だね!今年は、歳男ということもあり、5年ぶりの「還暦記念!バースデイライブ」を4月28日にやりますよー!♪ 乞うご期待っ!!!

 

さてこの本。「昭和歌謡ブームの理由とは?社会派ジャーナリストが改めて問う「時代と歌」ピンク・レディー、ジュリー、ちあきなおみ松田聖子美空ひばりテレサ・テン吉田拓郎五木ひろし・・・。名曲160曲超の魅力を徹底解説」そのエッセンスを紹介しよう。

 

「歌は文学と違い、救われるためにある。コンサートなどで、聴かれることを意図した歌詞を聴いてほしい」ボブ・ディラン

 
タモリ「ぼくはカラオケ撲滅本部長なんです」
城山三郎 「あれはねえ……ファシズムですよね」
タモリもう、ファシズム。あれをなんとか撲滅せんと、バーの未来は暗いですよ。あれほどバーとつまらなくしたものはないんじゃないですか(ため息をつきながら)家でも歌ってるヤツがいるってんですから、銃殺ですよ(笑)」
 
北島三郎さんの歌唱法で特徴的なのは歌いだしのインパクトです函館の女」の「♪は〜」、「まつり」の♪「お〜」一音のインパクトで聴衆を引きつけずにはおきませんこの一音効果は歌はもちろん、年輪を重ねた歌手そも人をも大きく感じさせます。何しろ歌いだしからして、自信たっぷりの感がありますから。さらにそれが歌全体の雰囲気をつくりだし貫禄につながるんですね
 
・僕も東京五輪の年に都の西北の学生になりました。見るもの、聞くものすべてに興味津々でした。僕は愛媛出身で関西文化圏。女子高生が「あかん」とはいわずに「いけない」と言っている。「ええやろ」といわずに「いいでしょ」と言っている…。魅了されたなんてごぎれいな言葉じゃその時の気持ちは表せない。イカす!そう、イカすやん、と思いながら耳をそばだてていたのでした。
 
・テレビの歌番組に一言。歌は1番でどんな歌かを言っておかなければなりません。続く2番は1番の全体的な印象を具象化させるべき部分、細部へのこだわり、つまり描写性が問われます。そして3番は、この先どうなるのか、そこを思わせぶりに描くという、そんな流れが一般的かと思われます。(「高校三年生」のフォークダンス
 
吉田拓郎さんが以前テレビでジュリーと対談した際に、「スーパースター」とか「オーラのかたまり」などと人気絶頂のジュリーを評し、さらに「ずっと気にしていた一人」で「大好きな人ができると、バックバンドに入りたくなる。これまでそう思ったのは」とジュリーと中島みゆきさんの二人の名前を挙げていました。
 
「ミュージックはあるが、ソングはない」阿久悠
 
「二人のカリスマ なかにし礼阿久悠」「石狩挽歌」「まつり」「有楽町で逢いましょう」「小指の想い出」「王将」「やっぱ好きやねん」(鹿紋太郎)「22歳」(谷村新司など。
 
あらためてレパートリーを増やそう!昭和歌謡ファンに、オススメです。(・∀・)♪