今年は元日に地震、2日に羽田空港の事故と、2024年もお正月から立て続けに波瀾のスタートになっているよね。まるで自民党裏金事件やさらに安倍首相暗殺事件も上書きされてごまかされているよね。まるで何か大きなチカラが立ちはだかっているようんだね。(笑)(・・?
さてこの本。このタイミングで読んで良かった!!!
「安倍元首相暗殺から1年、統一教会と政界、そして山上徹也容疑者の実像を追い続けた著者だから書ける事件の深層とは!」そのエッセンスを紹介しよう。
・衝撃的な元首相銃撃暗殺事件から一年。 2023年1月に接見禁止が解けて以降も親族や弁護人以外との接 見を行っていない山上徹也被告。 その肉声はなかなか一般社会に伝わってこない。 各メディアが接見を申し込んでも彼が応じないためだ。 つまるところ、彼の実像がほとんど見えてこないのだ。 報道ベースでは様々な情報が出て入る。だが、 それは果たして本当の「山上徹也」像を捉えているのだろうか。 私は「山上徹也」という人物の真の姿に迫る必要があると思い、 彼が事件前に残した足跡からあらゆる手がかりをたどることにした 。
・ カルト教団によって人生を破壊された被害者が金銭的にも精神的に も追い込まれた末にやむにやまれず起こした事件なのか、 それとも綿密な計画の下で社会を変えようとした「変革者」 による事件なのか。 社会の様相をここまで買えてしまうことを目論んでいたのか。 それとも限界を悟った上でできることをやろうとしていたのか。「 教団の二次被害者が追い込まれてしてしまった事件」 という視点から「すべてを計算ずっくで起こした社会的事件」 という視点まで、大きな振れ幅の中で見ていくべきである。 そしてこの振れ幅とは別に、 なぜ安倍晋三をターゲットとしたのかという問題も検証が必要だ。
・なぜ銃口は安倍晋三元首相に向けられたのか。 単に教団の悪質性を社会に知らしめるためのスケープゴートとして 選ばれたのか、それとも安倍晋三自身に恨みを抱き、 この元首相殺害を目的としていたのか。安倍の殺害は、 これ以上の被害を食い止めるために必然だと山上は考えていたとい うことなのか。彼の行動によって何かが変わったのか。そして、 それは本当に彼が変えたと言えるのか。
・私は事件後、山上に関わる複数の人に直接取材した。 それに加え、事件後の経緯を通しておぼろげながら見えてきた「 真実」もある。本人と直接接見できていない段階だが、 そのなかで掴んだ事実についてまとめてみたい。 山上の心象風景に迫ることで見えた“山上徹也” という人物の実像を、本書を通して考えていきたい。
「累計被害額1237億円超、統一教会という問題組織の真実」「 鈴木エイトと山上徹也の数奇な運命」「分水嶺となった「 安倍晋三のビデオメッセージ」」「 鑑定留置中の山上徹也に送った手紙」「統一教会・政治家・ メディアの恥ずべき関係性」「義民伝説の佐倉惣五郎」など。
鈴木エイトさんのスタンスがスゴイなあ!テレビで観るイメージが変わったなあ!立派なジャーナリストだったんだね。失礼っ!オススメです。(・∀・)♪