我が家にレコードプレーヤーがやってきたのは遅かった。たしか大学に入ってからだったなあ!忘れもしない、初めて買ったLPレコードは鈴木一平の『北緯43度』。POPCONの入賞曲『時流』に感動して、どうしても聞きたくて、誰も借りる人がいなかったのでやむを得ず買って友人に頼んでテープに録音してもらったっけなあ。(笑)鴨宮のレコード屋さんだったなあ!♪ 懐かしいなあ!(・∀・)
「アーカイヴァー・鈴木啓之が、昭和歌謡の舞台となった東京のあの街・この街をたずね、懐かしく、次世代に伝えていきたい曲にまつわるエピソードを語る。銀座・原宿・六本木、赤坂・渋谷に新宿、池袋に東京タワー、羽田空港…etc.、あの頃のあの風景が好きだった、自分に逢いに行こう!」そのエッセンスを紹介しよう。
・当初は東京の歌に関する所縁の歌を検証しながら、 かつてあったレコード店の面影も偲ぼうと思い描きながらいざ散歩 に出かけてみると、 それらの街で過ごした懐かしい想い出が次々と甦ってきて、 ついプライベートな記述が多くなってしまった。
・東京で最も多くの歌の題材にされた街は、 間違いなく銀座と新宿がツートップのはずだ。若者の街・ 新宿の歌がだんぜん増えるのは、昭和40年代に入ってから。 ちょっと敷居が高い銀座と新宿が高い銀座に比べると、 大衆的な新宿には気のおけない盛り場が似合う。昭和44年に“ 演歌の星”藤圭子が『新宿の女』 がデビューして一斉を風靡したことでその傾向は決定的となり、 いずれも夜のイメージながら、ムード歌謡の銀座に対して、 演歌の新宿というイメージが定まったのである。 どちらもそれぞれで優に一冊の本になり得るほどの盤が存在するた め、 ここで採り上げたものはごく一部であることをご諒承願いたい。
「帝都無線」「石丸電気」「ディスクユニオン」「ハンター」…とか、懐かしいなあ!!!今度「流し」のネタで使おう!!!オススメです。(・∀・)♪