社会人になったときに、まっさきにクルマが欲しくて、すぐに買った。当時は千葉の市原にいたので足がないとハナシにならなかったのだ。それから引っ越しを何度か繰り返し今の横浜に引っ越した際にクルマを手放して約30年。今はレンタカーとタイムズをもっぱら利用しているので、めっきりドライブすることは少なくなったなあ!♪
さて、この本。久しぶりにドライブしたくなったなあ!♪
「空気のように、非常に身近でありながら、ほとんどその存在を意識されることのない「国道」。実は、この国道には不可思議なことが数多く存在する。・国道246号は存在するのに、国道60号や国道99号がない ・外環やアクアラインは高速道路なのに国道指定されている ・車が通れない商店街や階段が国道指定されている ・同じ国道なのに複数のルートがある 「国道マニア」として知られる著者が、こうした様々な謎を解き明かす」そのエッセンスを紹介しよう。
・道路というのは日常の生活に溶け込み切っている。 電車に乗る機会はあまりない人はいても、 道路のお世話にならずに暮らしている人は、 まずほとんどいないだろう。にもかかわらず。 吾々は驚くほど道路というものを知らない。通勤路は、 国道か県道か、 市道かを把握している人はどれぐらいいるだろうか。
・その道路を面白がり、 興味を持つとはいったいどういうことなのか。実は、 マニアの端くれたる筆者自身、非常に説明に困る。 国道趣味は旅の楽しみを「線」だけでなく、さらに「面」 に広げてくれるのだと思う。車の旅は空間的にだけではなく、 時間的にも自由だ。ダイヤに縛られることもなく、 乗り換えの待ち時間もなく、思った所へ行ける。 一日ひたすら走って夜になったら、 名も知らない街のビジネスホテルに転がり込む。
▲ 車で通過可能なダート国道、国道458号
・北海道の原野で、長野の山中で、九州の浜辺で「ああ、 俺はこんなところで何をやってるんだろうなあ」という、 日常から切り離された不思議な感覚。それを味わいに、 筆者はフラフラとロングドライブに出ていくのだと思う。
・本書を、 いつも筆者の無駄に長いドライブに笑顔でつき合ってくれる妻と、 早くも車好きの片鱗を現し始めた娘の二人(人呼んで、「 国道の妻(おんな)たち」)に捧げる。
▲「国道ファンなら誰でもその存在を知っている階段国道」
▲ 国道361号の「美女街道」の石碑。ただし美女は見当たらず
ギターをクルマに乗せて、1年ぐらい放浪の旅に行きたいなあ!オススメです。(・∀・)♪