ちょうど一年前、「福岡クリスマスマーケット」の博多駅前ステージに立ち、歌ったことが今でもシンジラレなーい!♪マジで小便チビリそうになりましたよ〜!♪人生の中で最高の経験のひとつでした!「酒場のギター弾き」あらため「てるてるソング」引き続きよろしくお願いしますー!♪m(__)m
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小野塚テルからのメッセージ
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さて、今日の本。
期待していない本を手にとって見て、予想以上にオモシロイとなんか得した気分になるよね。まさにこの本もそう。おもしろ過ぎるっ!!!(・∀・)
「「国道」には謎と物語があふれている。狭くて険しい登山道のような「酷道」、全長わずか200メートル弱、階段、途中で海や山にぶつかって消える……など超個性的なものから、地元住民の悲願がつまった感動の道まで、日本全国のエッジが効いた国道を紹介する。毎日通る見慣れたはずのあの国道に、こんな物語があったとは!!何も語らないその無機質な姿が、読後はちょっとカッコよく見えてくる……。」そのエッセンスを紹介しよう。
・筆者は18年の間に、北は稚内から南は石垣島まで。約32万キロを走ってきた。山の中の細道で脱輪したり、四度ばかり車中泊中に職務質問を受けたり、レンタカーの誤表記にだまされてガソリンエンジンに経由を給油してしまい、バイパス走行の真っ最中に突然車がストップしてしまったり、長時間走行の披露のため誤ってラブホテルに転がり込んでしまい、一人まんじりともできず一夜を過ごしたりなど、様々な経験をしてきたが、いまだ飽きることがない。この国の姿を、自分の目できめ細かく見て回れる、素晴らしい趣味と思っている。
【国道333 網走監獄のルーツとなった道(北海道)】
国道336号の襟裳岬東側付近は「黄金道路」の通称で知られる。これは、別に道路が金色をしているわけでも、この地から黄金が出土しているわけでもない。このエリアは日高山脈が海に落ち込む断崖絶壁であったため、非常な難工事を強いられ、道路に黄金を敷き詰めたほどの建設費がかかってしまったがゆえの名称だ。同じく難所であった231郷雄冬岬付近は、これを超えるほどの金額がかかったため「ダイヤモンド道路」の名で呼ばれる。
1889(明治22)年、中央道路の建設が始まる。驚くべきはそのスピードだ。約160キロメートルにわたる仮道が、わずか60日で造られたと記録している。難所の北見峠を含む未開の原生林を、人力のみで切り拓いたことを思えば、ちょっと信じ難いほどの速度だ。この超スピードを可能にしたのは、囚人たちを駆り出しての過酷な強制労働であった。もともと釧路にあった監獄の分所が網走に造られ、ここから囚人が作業に送り出された。これが、かの有名な網走刑務所のルーツだ。現場は囚人たちのうめき声で、この世の地獄さながらであったという。酷使された囚人のうち200名以上が死亡、行方不明者はそれを上回ったとされる。死体は路傍に埋められ、土饅頭の上に手足を縛っていた鎖だけが残された。これらは「鎖塚」の名で呼ばれ、今もその跡が残存する。
今や日本の土木技術は、世界に誇れるものとなったが、こうした残酷な時代があったことにも、目を背けてはなるまい。それはそう遠い昔ではない。
「国道339 竜飛岬に全国唯一の階段国道(青森県)」「国道458 デコボコ道で昭和を体感(山形県)」「国道289 秘湯にあった国道だけど登山道(福島県)」「国道401 永遠の開かずの国道(福島県・群馬県)」「県道14 国道になれなかった道(茨城県)」「県道9 四県をまたぐ県道(栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県)」「「魔の山」を超える国道」(群馬県・新潟県)「国道1 日本橋の小さな空」「国道16 東京湾に消える道(神奈川県・東京都・埼玉県・千葉県)」「国道246 裏街道「246号」の逆襲」(東京都・神奈川県・静岡県)などなど。
深いなあ……国道を作ってくれた先人たちに感謝だね。オススメです。(・∀・)