最新刊、待ってました!♪ 全作品読破をしているほしおさなえさんの新刊が出ましたよー!先月はイベントで御本人とお会いできてテンション上がったなー!♪『活版印刷三日月堂』もそうだけど、描写がリアルで、人物がいきいきとしていて、まるでそこに実際に生きているようだね。シリーズ第4巻。そのエッセンスを紹介しよう。
・「うちに夫の古い手巻きの時計があって、 もう長いこと巻いてなかったんですけど、 この前巻いてみたら動き出して、呼吸しているみたいだなあ、 って」
・「短歌を作るには、その『わからないけど強い気持ち』 みたいなものが必要なのかもしれませんね。短歌を読んでいると、 その人の『自分でもよくわからない気持ち』に、 そのままはいりこむようなところがありますし」
・航人さんはただ愛されたかっただけなんじゃないかな。 幼いころにお母さんを亡くして、愛された経験がなかったから、 千草さんに愛されてしあわせだったんだと思う。 でもそれはなくなってしまった。 どっちが悪いというわけじゃないかもしれないけど、 それは失われてしまって、もう元に戻らない。
・お菓子番は、裏の番頭さんみたいなものだから。
・「ばあちゃんの日記帳には嘘がある」
・挙句の『復活祭の卵』はどうでしょう。卵は復活の象徴。 人の心は何度でも生まれ変わるのよね。
「母の形の影」「ひとすじの道」「おもいで糸巻き堂」「抜けない棘」「復活祭の卵」「わからないなりに短歌を読み、語り合う読書会」などなど。「 おもいで糸巻き堂」
は、伏線かな。次のシリーズがこれになるような気がするなー!小説の中の小説がリアルになったりして。超オススメです。(・∀・)!♪
は、伏線かな。次のシリーズがこれになるような気がするなー!小説の中の小説がリアルになったりして。超オススメです。(・∀・)!♪