ここ数十年、テレビを観て感じるのは、左手で食事をするシーンが増えたこと。昭和50年代くらいまではほとんどなかったと記憶している。いまから思うと矯正させられてたんだね〜!゚(・.・;)
さてこの本。
「実は左利きの人って、日常のいろんな場面でこんなに苦労を味わっているんだ!」と驚愕させられるエッセイな。左利きの読者のかたには、「あるある...」と涙ながらに共感できる内容が満載!左利きの人々への理解が深まる、画期的な一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
・急須って左手だと ものすごく 注ぎにくいんだよね。
・独身男も持っている。調理器具の定番、やかんよお前もなのか!
→ よーく見ないとわからないかもしれないが、やかんの注ぎ口は、 少し左側に曲がっている。右手でやかんを持ったときに、 お湯が注ぎやすくなるのである。やかんまでもが、 右利き寄りに造られているなんて……。
・熱を測るとき、体温計をはさむのはどちらのわきの下?
→ 体温計は右手で持つときに、正しく読めるようにできているのだ。 左手だと逆さまで読めない。致命傷ではないが、 体温の確認が少し遅れるのが左利きなのである。
・血圧は、右手と左手では違う数値が出るらしい。 理由は心臓からの距離の違いである。心臓に近い分だけ、 左腕の血圧が若干高い数値になるらしい。
・使うのに、何の支障もなりのだが、一言だけ言わせてくれ!
→ 「ペン」が右利き用に作られていることはあまり知られていない。 社名やブランド名などの文字は右手で持つと正しく読めるが、 左手で持つと逆さまになるはずだ。 つまりペンは右利き主体でデザインされていると言えるだろう。
・誰かと席に着くときは、いつも無意識に左はじを選ぶ。
・学校の授業で 左利き泣かせの筆頭は 習字の時間である。
・飲み物を置く位置は、なぜか右側になっている。
・ギターが左で弾けることを知ったのは、右で覚えたあとだった。
そうだったのかあ!知らず知らず苦労してたんだね。左利きの人への理解が深まるなー!オススメです。(・∀・)