「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「人生を面白くする 本物の教養」(出口治明)

 

中学、高校のころは、頭がいい人、教養のある人に憧れたなー!♪ どこかで自分のアタマの限界を感じたなー!♪ いわゆる「バカの壁」ってやつかなー!♪
 
 
本を読み、人に会い、旅をする。そして自分の頭で考え抜く。教養とは人生における面白いことを増やすためのツールであるとともに、グローバル化したビジネス社会を
生き抜くための最強の武器である。その核になるのは、「広く、ある程度深い知識」と、腑に落ちるまで考え抜く力。そのような本物の教養はどうしたら身につけられるのか。60歳にして戦後初の独立系生保を開業した起業家であり、ビジネス界きっての教養人でもある著者が、読書・人との出会い・旅・語学・情報収集・思考法等々、知的生産の方法のすべてを明かす!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
シャネルの創業者ココ・シャネル「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることはできる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる、その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きるとは素晴らしい」
 
人間は何歳になっても世界を知りたい、世界の謎を解きたいという気持ちを持っているものです。教養とは、生き方の問題ではないでしょうか。
 
教養とは何でしょうか?どうして人間には教養が必要なのでしょうか?もし、そう質問されたら、私の答えは「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツールです」という一言に尽きると思います。日本人は“心の幅”が不足しているように感じます。
 
「知ること」には「嫌いなものを減らす」効果もあります。先入観による嫌悪を除去できれば、さまざまなものとの相互理解が進みます。
 
最近は安直に「答え」をほしがる時間があり、それに応じてきれいに整えられた「答え」や、一見「答え」のように見える情報が、ネット空間などにはあふれていますランキング情報やベストセラー情報などは、その最たる例です。分かった気になっています。
 
・そもそも、意見を決められないとき、私たちはどのくらいその問題について真剣に考えているでしょうか。そのテーマに関する本の一冊も読んでいるでしょうか。対して考えることのないままに「決められない」と言っているだけではないでしょうか。
 
「面白そうな人だ」というときの「面白さ」の源が教養ということになります。
 
日本生命に入社した時に先輩から「出口、社会人に定義って何だと思う?」と尋ねられて「分かりません」と答えたら、その先輩は「社会人とは、朝、新聞を複数読んで会社にくる人間のことだ」というのです。依頼、複数の新聞を読み始めました。
 
現代における新聞の存在意義は何かと言えば、それは「文脈」であい、「編集力」だと思います。
 
・私にいくばくかの教養のようなものがあるとすれば、それを培ってくれたのは「本・人・旅」の3つです。あえて割合を示せば、本から50%、人から25%、そして旅から25%ぐらいを学んできたといったところでしょうか。
 
・私は人とつき合う場合も本と同様、基本的には「面白いかどうか」で考えています。人と会う時間も、本と同様、ワクワクしなければ互いに時間の無駄だからです。
 
 
なーるほど。φ(..)メモメモ 参考になるなー!ホンモノの教養、つけたいよね。オススメです。(・∀・)♪