「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「47都道府県女ひとりで行ってみよう」(益田ミリ)

f:id:lp6ac4:20211226053416j:plain

若いころから出張や志事で日本全国を旅して、気がついてみると47都道府県中、46を制覇した。あと行ったことがないところは和歌山県だけになってしまった。来年はぜひコンプリートしたいなあ!!!(・∀・)

 

さて、この本。「日本には47都道府県もあるのに、行ったことがない場所があるというのはもったいないなぁ。というわけで、全部行ってみることにした。33歳の終わりから37歳まで、毎月東京からフラッとひとり旅。名物料理を無理して食べるでもなく、観光スポットを制覇するでもなく。その時の自分にちょうどよいペースで、「ただ行ってみるだけ」の旅の記録」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・若者でも中年でもない。32歳の終わりから37歳まで。毎月毎月、出かけて行った47都道府県ひとり旅だった。この、ゆる〜いひとり旅で何かを得たのだろうか?失ったのは、お金。約220万円だった。残念である。
 
では得たものはなんだろう?まず日本地図がだいたい頭に入った。故郷トークができるようにもなった。初対面の人との話題探しに困ったときは「ご出身は?」などと、間が持つようになった。全部行ったというのは役に立っている。他には、ちょっと大袈裟に言うなら、「人生は一回しかない」ってことをひしひしと感じた4年間でもあった。ああ、この人には、もう一生会うこともないんだなって切なくなる。あのおじさんも、あの女子高生とも会うこともない。へんぴな場所に行けばいくほど、その気持ちが強くなりさよなら、さよならって無性に悲しかった。だけど、そういう気持ちを味わうのは、わたしにとっては良かったことのように思うのだった。
 
・来年は40代に突入する。わたしはどんなふうに生きていくんだろう?わからない。でも、またひとり旅はしたい。いや、この47都道府県の旅を終えてからも、ひとり旅はたまにしている。ひとり旅など、まったく興味がなかったわたしだというのに。

 

益田ミリさんとご一緒したいなあ。女ひとりよりもカップルのほうがいいでしょ!(笑)オススメです。(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20211226053416j:plain