若いころから出張や志事で日本全国を旅して、気がついてみると47都道府県中、46を制覇した。あと行ったことがないところは和歌山県だけになってしまった。来年はぜひコンプリートしたいなあ!!!(・∀・)
さて、この本。「日本には47都道府県もあるのに、行ったことがない場所があるというのはもったいないなぁ。というわけで、全部行ってみることにした。33歳の終わりから37歳まで、毎月東京からフラッとひとり旅。名物料理を無理して食べるでもなく、観光スポットを制覇するでもなく。その時の自分にちょうどよいペースで、「ただ行ってみるだけ」の旅の記録」そのエッセンスを紹介しよう。
・若者でも中年でもない。32歳の終わりから37歳まで。 毎月毎月、出かけて行った47都道府県ひとり旅だった。この、 ゆる〜いひとり旅で何かを得たのだろうか?失ったのは、お金。 約220万円だった。残念である。
では得たものはなんだろう?まず日本地図がだいたい頭に入った。 故郷トークができるようにもなった。 初対面の人との話題探しに困ったときは「ご出身は?」などと、 間が持つようになった。全部行ったというのは役に立っている。 他には、ちょっと大袈裟に言うなら、「人生は一回しかない」 ってことをひしひしと感じた4年間でもあった。ああ、 この人には、もう一生会うこともないんだなって切なくなる。 あのおじさんも、あの女子高生とも会うこともない。 へんぴな場所に行けばいくほど、その気持ちが強くなり さよなら、さよならって無性に悲しかった。だけど、 そういう気持ちを味わうのは、 わたしにとっては良かったことのように思うのだった。
・来年は40代に突入する。 わたしはどんなふうに生きていくんだろう?わからない。でも、 またひとり旅はしたい。いや、 この47都道府県の旅を終えてからも、 ひとり旅はたまにしている。ひとり旅など、 まったく興味がなかったわたしだというのに。
益田ミリさんとご一緒したいなあ。女ひとりよりもカップルのほうがいいでしょ!(笑)オススメです。(・∀・)