「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「心のごちそう帖 お寺ごはん」(金剛院住職 野々部利弘)

♪〜毎日が 面白いほど、過ぎてゆく〜 君と暮らす毎日も 平和過ぎるほど〜♪
 
一週間が、一ヶ月が早いよね〜!そんな中、いちばん興味あるのは、今日何を食べようか!?ということ。(笑)もっとレパートリーを増やしていきたいなあ!♪ そして年を重ねれば重ねるほど感じるのは、シンプルな素材を大事にしたモノがいいよね。そんな時に出会ったのが、この本。 
 
「日々の暮らしに、ちょっとだけ「疲れたな」と感じているあなた。「お寺ごはん」を通じて、心穏やかな暮らしを取り戻してみませんか?

SNSなどが発達した便利な世の中は、私たちから、自ら「感じる」「考える」ことを奪いました。スマホから一方的に流れ込んでくる情報の洪水に踊らされて本当の自分を見失っていませんか」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・人生において、流れ流されそうな時間を自分でちょっと止めて、自心を見つめて、よい良い選択をしてみる……。「正」という字は「一」と「止」の組み合わせで、まさにちょっと「一」ときを「止」めてと書きますね。大量の情報に踊らされ、見栄や情報で塗り重ね、大切な心の声にブレーキをかけて、自らの心で大切なことを感じよう、探そうとしていないのかもしれませんね。

「仏ない(ほっとけない)〜!」

そんなちょっとしたお節介心から、生活の中で最も身近な「食」というテーマで、この本を作られました。
 
「あたりまえ」の反対語をご存知ですか?それは「ありがとう」だそうです「有り難し(ありがたし)」ということ。ちょっと意識の見方を変えて心にゆとりを保ち、あたりを見渡すだけで、新しい何かが見えてきませんか?実はあなたを幸せにする“ありがとう”が、たくさんあふれているかもしれませんね。そして、私たちが変わることができるときに起こる、プロセスがあります。それは「気づき」…。
 
・食材は「旬のもの」を選びましょう。空気、水、土、光が食材に力を与え、それが私たちの肉体に宿ります。いわば、この命は自然とつながることで「生かされている」のです。それに氣づけば、あらゆるものへの感謝が芽生えます。
 
・エネルギーが形を変えて姿を現すことを、仏教的には「変化(へんげ)」といいます。すべてのものに宿っている、仏になるための種「仏性(ぶっしょう)」が、姿を変えることにより、形が現れてくるということ。こだわりを捨て、新しい出会いも受け入れましょう小さな変化でも、そこから異化した自分が生まれるのです。
 
 
「茶瞑想のすすめ」「まあるい食材、とんがり食材」「手ばかり、指ばかり、いい塩梅(一番の道具は手です)」「食想伝心」「箸枕」「塩むすびなど。