「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「世界最強の商人」(オグ・マンディーノ)

 

その昔、カセットテープで何度も聞いた『成功聖書』。まさかと思って、ググっていたら、ナント!youtubeで聞けるんだよね!感動!!!

 

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その書籍版、『地上最強の商人』という豪華本を、その昔、とある経営者がいただいた。ワタシの座右の書のひとつとなっている。あれっ!?タイトルがちょっと違う!訳が違うのかな!?中身は一緒だ!!!20年ぶりくらいに再読しました。またまた感動!

 

世界中の経営者が愛した名著、文庫化!人生を成功に導く巻物の教えとは。人生の成功の原理と真実を説き、世界中の経営者たちが愛読した名著が、山川夫妻の名訳で刊行!教えを守ると世界最強の商人になれる――ある善行がきっかけで、少年ハフィッドは師から成功のための秘訣が書かれた10巻の巻物を譲られた。教えを守り成功したハフィッドは巻物を継ぐ人物を密かに待ち受ける。時は流れ、年老いたハフィッドを埃まみれの青年が訪ねてくる。二人を結びつけたのは奇跡だった。成功の原理をわかりやすく説く大人の寓話」そのエッセンスを紹介しよう。

なぜ人は僕の話を訊いてくれないのだろう?どうして僕に関心を示してくれないのだろう?僕が何も言わないうちに、どうしてドアをぴしゃりと閉めてしまうのだろう?なぜ僕が話している最中に興味を失って、向こうへ行ってしまうのだろう?この街の人はみんな貧乏人ばかりなのだろうか?ローブは欲しいがお金がないという人に対して、何と言ったらいいのだろうか?どうしてあんなにも多くの人が。ろくに話も聞かないうちに『では。またのときに』と言うのだろう?
 
僕がこんなに苦労しているのに、どうして他の商人はうまく売ることができるのだろう?閉じられたドアに近づくたびに、心が鷲づかみにされるような恐怖を感じるのは何なのだろう?そして、そしてどうすれば、この恐怖に打ち勝つことができるのだろう?僕がつけた値段が他の人の値段よりも高すぎるのだろうか?
 
 
【巻物の第一巻「私は今日から、新しい人生を始める」】
 
私の選んだ道はすばらしいチャンスに恵まれている。しかし同時に、悲しみと絶望に満ちている。もし失敗者の死体を積み重ねたならば、その影は地上のピラミッドをことごとく覆いつくしてしまうだろう
 
・木の王様であるオリーブの木が育つには、何百年という歳月が必要だ。タマネギは9週間で育つ。私はこれまでタマネギとしての人生を送ってきた。それは喜びはとは言えなかった。私は今、最強のオリーブの木になりたい。実は最強のセールスマンになりたいのだ。
 
「私は良い習慣を身につけ、その奴隷になる」私はそれぞれの巻物を30日間、ここに規定された方法で読み続ける。そして、それを終えるまでは、次の巻物に進んではならない。
 

【巻物の第二巻「私は今日という日を心からの愛をもって迎えよう」】
 
私はすべてのものを愛をもって見よう。そして私は新しく生まれるのだ。私は私の敵を賞賛しよう。そうすれば彼らは友人になるだろう。私は友人を勇気づけよう。そうすれば彼らは兄弟になるだろう。一番大事なことは、自分を愛することだ。なぜならば、私が自分を愛するとき、私は私の身体、私の心、私の魂、そして、私のハートに起こるあらゆることを熱心に調べるからだ。私は自分の肉体の要求におぼれすぎることなく、清潔さと節度をもって自分の身体を大切にしよう。
 

【巻物の第三巻「私は成功するまでがんばりぬく」】

私は常にもう一歩踏み出そう。それでもだめなら、もう一歩すすむ。そして、さらに一歩踏み出すのだ。事実、一度に一歩だけ踏み出すのはそれほどむずかしいことではない。私は山をも流しさる一滴の雨のようなものだ。私は虎を食べつくすアリのようなものだ。私は大地を照らす星のようなものだ。私はピラミッドを築く奴隷のようなものだ。私はレンガを一つひとつ積み上げることによって、自分の城を作り上げよう。なぜならば、小さな行為も繰り返し行われれば、どんな仕事でも完成させることを知っているからだ。
 
・古代から伝わる「平均の法則」を憶えておこう。「いらない」といわれるたびに「買います」という声がより近くなる不機嫌な顔に出会うのは、次に「笑顔」に出会う準備を私にさせてくれる。私が出会うどんな不運も、その中に明日の幸運の種を宿している。
 
 
【巻物の第四巻「私はこの大自然最大の奇蹟だ」】
 
・有史以来、私の知性、私の心、私の目、私の耳、私の手、私の髪、私の口を持った人間は一人としていない。私の以前にも、現在も、未来にも、私のように歩き、話、動き、考える人はいない。すべての人は私の兄弟である。しかし、私たちはみんな違っている。私は唯一かけがえのない存在なのだ私は大自然が生み出した唯一の創造物だ。私はめったにいない存在だ。めったにないものには価値がある。それゆえに、私には価値がある。私は何千年もの進化の最終生物だ。
 
 
【巻物の第五巻「私は今日が人生最後の日だと思って生きよう」】
 
・私は自分の命の入れ物にしっかりと封をして、砂の上に一滴たりとも落ちないようにしよう。昨日の不運や、昨日の敗北や、昨日の心痛を嘆いて、一瞬でも時間を無駄にするのはやめよう。今日なすべきことは今日のうちにしてしまおう。今日、私は愛する妻を抱きしめてキスをしよう。明日、彼女はいなくなり、私もいなくなるのだから。もし、今日が最後の日ではなく、明日も生きていられたならば、私はひざまずいて神に感謝しよう。
 
 
【巻物の第六巻「今日、私は自分の感情の主人になる】

弱者とは、自分の感情が行動を支配するのを許す人のことである。強者とは、自分の行動によって感情を支配する人のことである。
 
もし、気分が沈んでいたら、歌おう。
もし、悲しかったら、笑おう。
もし、気分が悪かったら、仕事を倍にしよう。
もし、怖かったら、頭から飛びこんでゆこう。
もし、劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
もし、自身を失ったら、声を高めよう。
もし、貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。
もし、能力に自信をなくしたら、過去の成功例を思い出そう。
もし、卑屈になっていたら、自分の目標を思い出そう。
今日、私は自分の感情の主人になる。
 

【巻物の第七巻「私は世間を笑おう」】
 
私は今日一日を笑いで塗りつぶそう。夜を歌で縁取ろう。幸福になるために努力することは一切やめよう。それよりも、悲しみに浸っている暇はないほどに、忙しく働こう。今日の喜びは今日のうちに楽しもう。喜びは穀物ではないので、箱の中に貯めておくく喜びはワインではないので、壺にいれて蓄えておくことはできない。喜びは、種にまいたその日のうち刈り取られるものなのだ。今日から私もそのようにしよう。
 
・これから先は、汗は流しても、涙を流すのはやめよう。なぜならば、悲しみや自責の念や悔しさは、市場では何の価値もないからだ。しかし、微笑みには黄金の価値があり、私の心からの優しい言葉は、城を築くことができる。笑うことができさえすれば、私は決して貧乏にはならないだろう。笑うことは自然が私に与えてくれた最大の贈り物だ。私は幸せになる。私は成功する。私は世界最強の商人になる
 
 
【巻物の第八巻「今日、私は自分の価値を100倍にする」】
 
桑の葉は人間の才能に触れて絹になる。粘土の広場は人間の才能に触れて城になる。羊の毛は人間の才能に触れて王様の衣服になる。私は麦の一粒に似ている。麦には3種類の未来がある。一つ目は、袋に詰められ、豚小屋に投げ込まれ、豚のえさになる。2番目は、粉に挽かれ、焼かれて、パンになる。3番目は、土にまかれて芽を出し、成長して金色の穂になって、一粒の麦から幾千粒もの麦を作りだす。
 
・麦の粒が成長して何倍にも増えるためには、大地のまかれて、しばらく暗闇の中に閉じ込められなければならない。私の失敗や絶望、無知や無力は、実るために私が埋められた暗闇のようなものだ。麦の粒が目を出し、花を咲かせるためには、雨や太陽や暖かい風で大事に育てられなければならない。私もまた身体と心を大切にして、夢を実現しなければならない。麦が充分に育つためには、自然の気まぐれを待たなければならないが、私にはその必要はない。なぜならば、私には自分の運命を選択する力があるからだ。
 
 
【巻物の第九巻「私は今、行動する」】
 
・私の夢は無価値だ。私の計画はゴミだ。私の目標は無駄だ。どれもみな、行動が伴わなければまったく無価値なのだ。ホタルは羽を広げ、行動しているときだけ光っている。私もホタルのようになろう。そして、私の輝きは昼間の太陽の下でも見えるだろう。私はホタルのようになろう。そして私の光で世界を照らすのだ。私は今、行動する。私は今、行動する。私は今、行動する。私は今、行動する。これからは、私はこの言葉を何回も何回も、何回も繰り返そう。この言葉が呼吸と同じように習慣になり、それに続く行動が瞬きと同じように本能的な反応になるまで、何回も繰り返そう。今日はもう終わりにしよう、また明日にしようという思いに駆られたとき、私はこの言葉を唱え、すぐに行動して、もう一品売ろうと試みる。
 
・ライオンはお腹がすけば食べる。鷲はのどが渇けば飲む。しかし、彼らは行動しなければ、滅びてしまうだろう。私は成功に飢えている。私は幸福と心の安らぎに渇いている。もし、行動しなければ、私は失敗、悲惨、不眠の人生の中で滅亡してしまうだろう。私は命じる。そして、私は自分自身の命令にしたがうのだ。
 
・成功は私を待ってはくれない。私がぐずぐずしていたら、彼女は他の男と婚約してしまうだろう。そして、私は永久に彼女を失ってしまうだろう。今がそのときだここがその場所だ。私はその男だ。私は今、行動する。
 
 
【巻物の第十巻】
 
これから先、私は祈ろう。私は導きだけを求めて祈る。これらのものを手に入れる方法を示してくださいと祈るのだ。すると、私の祈りはいつも叶えられる。
 
「この微力な商人をお助けください。神様、どうぞ、私をお導きください」

 

途中で、何度も涙が出そうになった……。いいなあ、魂に響くなあ……!♪永遠の名著だ!!!座右の書です。超オススメです!(・∀・)