「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「君と会えたから……The Goddess of Victory」(喜多川泰)

喜多川泰氏の本は、どれも感動するねえ…。(T_T) 自己啓発小説だね。特に、これは自分の将来に迷っている人たちに贈る。

「将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生・ヨウスケのもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは……」


・一つのことをやるように言われたの。ライフリストを作ること。そう、人生において達成したいと思えることをすべて書き出してみるの。行ってみたい場所とか、やってみたいこと。実現したい夢とか、就いてみたい職業。とにかく、一度だけの人生なんだから、死ぬまでにこういうことはやっておきたいと思えることを、できるできないを一切考えずに、遠慮なくどんどん書いていくの。ねぇ、ヨウスケ君、今そこに書いたすべてのことが絶対にうまくいくって約束されているとしたらどう?


・あれはね、『できたらいいなリスト』ではなくて『できることが決まっているリスト』なの。本当よ。人生で絶対にそうなるって約束されていることは、たった一つ、いつかは死ぬということだけなの。その他のことは何も約束されていないわ。


・今日私が書いた二枚目のライフリストは、それを実現するための具体的な行動のリスト。つまり、そこに書いてある内容を実行すれば、夢はかなうという行動リストだったというわけ。そして自分の人生の中で他の人にやってあげたいことを書いていくの。これを作ってからパパは一枚目の内容を徐々に実現していくことができるようになったって言ったわ。『GIVEのリストとTAKEのリストの両方を作らなければいけなかったの』


「チーズバーガー180円」の『円』の部分には、別の本当の読み方があるって教えてもらったの。それは『180ありがとう』。そう、『円』の本当の読み方が『ありがとう』。チーズバーガーなら180ありがとうくらいだけど、車になると100万ありがとうくらいになっちゃうでしょ。もし、このチーズバーガーを、お金を払うことによってじゃなくて、はじめから自分で作らなければならないとしたらどう?これを作るのに関わった人一人一人にありがとうって言わなきゃいけない気がしてこない?


第一講 自分の欲しいものを知る(ライフリストを作れ)
第二講 夢を実現させる方法を知る(二枚目のライフリスト)
第三講 経済的成功の真実を知る(『円』の読み方は?)
第四講 魅力溢れる人になる(コンプレックスを個性に変える)
第五講 手段を目的にするな(目標達成の方法は一つではない)
第六講 できないという先入観を捨てる(可能を不可能にしてしまう恐るべき敵)


そうだよねえ…。「ありがとう」っていいたくなるよねえ。オススメです。(・∀・)