この絵本はスゴいわー!深いわー!!「うろんな」は 「不確実な、疑わしい、乱雑な」のことなんだって!!!知らんかったーー!!!(・_・;)
・この本のタイトルになっているキャラクターは、 ある家族のなかに紛れ込むわけだが、 その家族のうちの誰よりも小さい。はじめは変てこは見かけだし、 言葉も理解しない。そして時が経つにつれ、欲張りに、 そして破壊的になっていく。本のページは破り取る、 やたら癇癪を興す、眠ったまま歩き回る……。なのに誰も、 この生き物を追い出そうとはしない。家族はみな、一貫して、 諦念に彩られた受容ともいうべき態度を示しているのだ。この〈 うろんな客〉は誰なのか?最後のページで、 一気にそれが明らかになるー
ーというような奴がやって来たのが十七年前のことで、 今日に至ってもいっこうにいなくなる気配はないのです。
というわけでアリソン・ルーリー(児童文学研究者) のあざやかな読み解きによれば、〈うろんな(あやしげな)客〉 とは、すべての子供の比喩にほかならない。 現実の子供の奇っ怪さをあらためて実感させてくれる効用すら、 この読みによって加わるのではあるまいか。
うーん……スゴい比喩だなー!深いなあー!きっとニャンコも当てはまるだろうなー!超オススメです。(・∀・)