子供の頃、大阪万博の「太陽の塔」を見てビックリした!!!こんな表現があるのか!!!と。それが岡本太郎との出会いだった。そして「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」というロバートブラウンのCM。枠をとっぱらったこういうハチャメチャなアイデア、大好きだー!!!(・∀・)
さてこの本。久しぶりに岡本太郎の言葉にやっつけられました!「出口を探している、すべての人へ。なぜ、創るのか。なぜ、生きるのか。岡本太郎から強烈な一撃!ベストセラー「強く生きる言葉」に続く第2弾」そのエッセンスを紹介しよう。
・なぜ、創るのかって?創らなければ、 世界はあまりに退屈だから、創るんだ。
・自由の実験室。
・まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!
・評価されるなんていっさい必要なし!音が好きならば、 音になっていないといわれようと“音”を指す。これが前提だな。
・音感がいいとか悪いとか、そんなことはどうでもいい。大体、 画才があるやつにロクな絵描きはいないんだから。 センスなんかに頼るから駄目なんだ。
・きみはあなた自身を創造していると思いなさい。
・芸術は何をやってもかまわない。 あらゆる表現が許されているのだ。
・いつも言っていることをだけれども、 芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。 心地よくあってはいけない。それが根本原則だ。
・才能を超えた絵だったら、ぼくは素晴らしいと思う。 音感を超えてしまった音楽だったら、これは素晴らしい。
・芸術は本質的に、けっして教わることはできない。 弟子になろうなんてやつは、それだけで芸術家失格だ。
・人に理解されたり、よろこばれようなんて思うな。 むしろ認められないことを前提として、 自分を猛烈につき出すんだ。
・いつも危険だと思うほうに自分を賭ける。それが生き甲斐だ。
・ぼくは、人に好かれる絵を描こうとは思わない。 それよりも猛烈に叫びたい。絵のなかで。
・芸術は自然科学と異なり、連続的な発展をたどるよりも、 断絶によって 創造的に飛躍する。
・芸術が商品になるのはイヤだね。無償、無条件なんだよ。
・やりきれない。でも、だから行動するんだ。 障害を前身で受け止めて、逆に生きがいにしてしまうんだ。
・チームを作ったり、コンビで何かやるときは、遠慮したり、 内にこもらず、面白くぶつかり合うことが大事だね。 ぶつかりあうことが面白いと思ってお互いをぶつけあう。 そうすれば、逆に生きてくる。
・勝とうが負けようがどっちでもいい。平気なんだ。勝って結構、 負けて結構。ただ、完全燃焼、全力をつくす。 ぼくはそういう主義を貫いている。
・自分のほんとうのことをぶちまけて、ぶつかりあって、 いい意味での闘いをする相手。それが親友だ。
いいなあ、強いなあ。言葉で導かれるなあ。オススメです。(・∀・)