無意識にしゃべったコトバやほんのひとことが人を勇気づけたり、人を傷つけたりすることがあるよね。習慣や反応レベルになっているのがコワいよねー!!!(・∀・)
さてこの本。「自分では意識してなくても「人を傷つける話し方」をする女性は、残念ながら人生でとても多くの損をしてしまいます。ところが逆に、「人を明るくする話し方」ができる人は、仕事からプライベートまで、ありとあらゆる人間関係でトクをします。相手から好かれ、相手も元気になり、結果的にお願いを聞いてもらえたり、味方になってもらえるのです。「人を明るくする話し方」や、反対に「人を傷つけてしまう話し方」の具体例が、たくさん収録」そのエッセンスを紹介しよう。
・思い出してください。好きな人、嫌いな人、一緒にいたい人、 いたくない人……みなさんは、 どこを見てそれを判断していますか?その人の外見よりも、 その人の話す内容、話すときの表情や声やしぐさ、 こちらに投げかけている質問やこちらが話したときのあいづちはリ アクションなどで判断しているのではないでしょうか?すなわち「 話し方」こそが、その人の印象や魅力を決定づけるとともに、 その後の人間関係をも運命づけるのです。「性格が悪い」 わけではなく「上手な話し方」を知らないだけなのです。しかし、 知らないことによって、 残念ながら人生でとても多くの損をしてしまっているのです。
・思い出してください。「傷ついた」 と感じたときを思い出してみると、 次のような共通項がなかったでしょうか。「軽く扱われた気がした」「上から目線で、ものを言われた」「 相手からのひと言で、自分はダメな人間だという気持ちになった」 「無視された、周りは自分のことになんか無関心なんだと感じた」 「自分のやり方を否定された」「 自分の意見を聞いてもらえなかった」「 自分の意見を尊重してもらえなかった」「 自分の気持ちをわかってもらえなかった」
・「書く」というコミュニケーションよりも「話す」「会話する」 とういコミュニケーションのほうが危険度が高いということです。 よりハイレベルの力やスキルを要求されるという言い方でもいいで しょう。「書く」は何をどう書くか、 内容や言葉についてゆっくり考える時間があるし、 書いた後も推敲できる。けれども「話す・会話する」の方では、 それほどのゆとりはないというのが大きな理由です。また「話す・ 会話する」のほうが、“瞬間勝負”であり、高い“臨機応変さ” を要求されるということも忘れてはなりません。
・「◯◯しなさい」と言いがちな人は「未来への強い恐怖感」 を抱いている場合が多いです。
・話し方の研修での実演は「良い例」だけではなく、その逆の「 悪い例」「ありがちなNGパターン」 も実際にやってみせないといけません。 両方をわかってこそ理解も深まるし、 実践に結びつけやすいからです。
・◯「佐藤さんには、期待していますよ」
◎「佐藤さんには、期待していますよ。 佐藤さんみたいな大胆な発想ができる人って、 なかなかいないんですよ」
根拠もちょっと付け加えるやり方です。「プラス10%」 の感情を付け加えることを覚えましょう。
・「本当に和食でもいいの?」言わなくても問題はないけれども、 言えば確実に効果があります。人というのはたとえ「些細なこと」 「やってくれて当たり前のようなこと」であったとしても、 相手が申し訳ないという気持ちを持ってくれたり、 大きな感謝を示してくれると、大変にうれしいということです。 好印象なだけでなく、今後に対しても「 この人のためにいろいろしてあげたい」 という気持ちが高まるでしょう。
・「緊張してしまうのなら、『緊張している』と言えばいい」 という、すごく簡単だけで効果が高いテクニックです。
・「自分は滑舌が悪いと思っている人のほとんど( というかほぼすべて)は滑舌が悪くなく」、単に「 話すスピードが速すぎる」と「口の開きが小さい」だけなのです。
他に、「「悪気はないの」と言う女ほど相手を傷つけている」「 つい感情的になっちゃって」は確信犯な女」「「私って◯◯ な人なんで」と言うのは破壊力をもつ女」
「こんな「たったのひと言」が破局を決定づける」「 知らないと恐ろしい、人が「傷つく」心理とは?」「「 口は悪いけど、いい人」にならなくていい」「「あなたって、 いつも◯◯だよね」の「いつも」は本当か?」など。
これは女性だけでなく男性でも参考になるね。オススメです。(・∀・)