「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「きまぐれロボット」(星新一)

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懐かしいなあ〜〜!今でもハッキリ覚えている。13歳のときの読んだ本だ。44年前。はじめての星新一。この本でクラス中で星新一ブームが起こったのだ! このあと、ワタシは筒井康隆に走ることになるっ!

 

「お金持ちのエヌ氏は、博士が最も優秀と自慢するロボットを買入れた。オールマイティのロボットだが、時々あばれたり逃げたりする。ひどいロボットを買わされたと怒ったエヌ氏は博士に文句を言ったが……。ショート・ショートでは第一級の作者が綴る、大人と子供のための童話。表題作他35編を収録」

 

「新発明のマクラ」(寝言で英語)
「試作品」(強盗に地下室に閉じ込められて…)
「薬のききめ」(忘れたことを思い出す薬。思い出したことは……)
「悪魔」(金貨をほしがった男)
「災難」(予知するネズミ)
「九官鳥作戦」(ダイヤ泥棒)
「きまぐれロボット」(毎日のように故障したり狂ったり)
「博士とロボット」(文明社会する博士)
「夜の事件」(遊園地の女性ロボット)
「地球のみなさん」(文明の星からきた男がクスリで…)
「おみやげ」(宇宙船の設計図を埋めたら…)
「目薬」(悪い人を見分ける作用)
「リオン」(ブドウとメロンでブロン)
「盗んだ書類」(悪いことを目覚めさせるクスリ)
「なぞのロボット」(あとをつけるロボット)
「へんな薬」(風邪ひきになる薬)
「スピード時代」(成長をはやめる薬)などなど。

今、読んでも実にオモシロイ。普遍的なSFとファンタジーショートショート星新一、しばらく再読しよう。超オススメです。(・∀・)

 

 

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