「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「カレンの台所」(滝沢カレン)

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 この前、テレビで滝沢カレンちゃんが料理をつくっていたときに、そのコトバの表現力に脱帽、感動したっ!!!「無邪気にこんちくしょうと混ぜてください」 「二の腕気にして触ってるくらいの力で、鶏肉をさらに最終刺激」など。まさに「想像の外側」


レシピとは思えないその詩的な文章は、時に食材目線にまでおよび、 1つの料理ができあがるまでの食材たちの物語に、 実際に作らなくても引き込まれてしまうこと間違いなし」そのエッセンスを紹介しよう。

 

【鶏の唐揚げ】
 
まず、透明とまではいかないがスーパーではよく見かけるしもらうビニール袋を二重にします(豪快な方はジップロックなど)。そこに冷たい何も知らない鶏肉を入れたあげます。
 
やれやれとボッタリくつろぐ鶏肉に、上からいくつかかけ流していきます。まずリーダーとして先に流れるのは、お醤油を全員に気づかれるくらいの量、お酒も全員気づく量、乾燥切った粒に見える鶏ガラスープの素を、こんな量で味するか?との程度にふります。
 
そして匂いが取り柄なにんにくすりおろしかチューブ、生姜すりおろしかチューブを、鶏肉ひとつにアクセサリーをつけるくらいの気持ちでつけてあげてください。あとはごま油をご褒美あげるくらいにします。最後に気前よく塩胡椒して鶏肉への刺激は終わります。
 

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170度にいきましたら、パサパサ鶏肉をおにぎりを一握りの気持ちで「いってこい」の後押しで油へ。すぐさま何かしたらの反応を見せたら。あ、楽しくやってるな、と見過ごしてあげてください。
 
・簡単なサバの味噌煮は、私たちが国家を歌うくらい素早くできてしまいます。
 
・最初は玉ねぎとの戦いで、あんだけ丸々と成長したというに見るも耐えられない形にしていきます。子どもの頃に糸を通して遊んだビーズくらいにしてください。粉々にすると、向こうは対抗しているのかでギリギリまで目つぶしスプレー出してきますので、気合いお願いします。
 
レシピの食材が「登場人物」って書いてあるのがスゴイ!ドラマとストーリーになっているんだね。オモシロイ!超オススメです!(・∀・)

 

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