「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ラブノーマル白書」(みうらじゅん)

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ラブノーマル白書 (文春文庫)

ラブノーマル白書 (文春文庫)

 

全作品読破を目指している、みうらじゅんさん。 ゆるキャラを仕掛けたり、「マイブーム」という言葉をつくったり。この本のタイトルの「ラブノーマル」もそう。(・∀・)

 

「愛があれば、たとえ世間が眉をひそめるアブノーマルな行為でも、全てノーマルなのだ。電子書籍版では、著者渾身の“エロエロ”イラストをすべてカラーで収録!「男ってバカね(笑)」と呆れつつ、男の真の生態が読み解けると評判の「週刊文春」人気連載「人生エロエロ」を文庫化。新谷学「週刊文春」編集局長との「セルフ文春砲対談」も収録」そのエッセンスを紹介しよう。
 
ラブノーマルとは、アブノーマルを捩った造語であるが、先にも述べたように愛があれば、たとえ世間が眉をひそめるアブノーマルな行為でもすべてノーマルであるとゆーことなのだ。そんなことにも気付きつつ、過去の愚かな行動を改めて検証した。“あの時、僕はこんなことを考えていた” 一人の煩悩溢れる男をモチーフとして、男の生態を読み解いて頂きたい。それがラブノーマル白書の望みである。
 
男は煩悩、女は本能で生きている。「ごめん、今日、そんな気になれないから」この“そんな”と“気”の間には確実に“バカな”が挟っていて、大層、男を傷つけていることをお気付きか?バハマはリゾート地であるが“バカな”はこの場合、性行為のことを指す。いや、性行為に及ぶもっと手前の男だけが心も股間も盛り上がっている状と言ってもいいだろう。
 
その他、「男は煩悩、女は本能」「ある“デブ専嬢”の話(あっぱくし)」「オフィス・ラブの現場」「溜まってる男」「夢見るティッシュボーイ」「チンコ、出していいかな?」「キャバクラ道場」「男根崇拝」「ダンディのルーツ」「エロ単語を探せ!」「男好きのする女(潮吹き女)」「イカした男」「マグロを育てる」「デルタ地帯の誘惑」「カセットでレッスン」「人生で一番うれしそうな顔」「カンヅメ生活と尻」「先生の恥態」「原色SEX図鑑」「ラ・ラ・ランドの二人(オ・オ・オムスビ)」「抱きつき市場」「“盛り力”のある人(フェラチオの話)」「噛みつき攻撃」「野犬襲来」「渡せなかったラブレター(「したい」)」「夢の中の情事」「裏ビデオナイト」「中折れについて」「ボロアパートの悲哀(穴があったら入りたいが「下」は入ってる」「エロスクラップ・ブック」「みうらじゅん×新谷学」「巨人の星 巡礼の旅」「タイガーマスク 巡礼の旅」「あしたのジョー巡礼の旅」など。
 
特にオノマトペ官能小説」は、やられた!ワタシが書きたかった〜!(笑)みうらじゅんさん、まさにツボなんだよね〜!オススメです。(・∀・)

 

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ラブノーマル白書 (文春文庫)

ラブノーマル白書 (文春文庫)