以前読んだ、竹村公太郎さんの「日本史の謎は「地形」で解ける」は、衝撃的な内容だったね〜!(・∀・) 江戸時代の関東平野が湿地帯だったとは!!!その事実、知っちたい!?(笑)
徳川家康がなぜ江戸を選んだのか!?そのヒ・ミ・ツがこの本に!
「東京に首都機能が集中してしまったのはなぜか、という疑問に答えるには、その原点ともいうべき「家康はなぜ江戸を選んだのか」という疑問を解明する必要がある。中世東国の水運からその謎解きを試みる」そのエッセンスを紹介しよう。
・「家康はなぜ江戸を選んだのか」このテーマには、天正18( 1590)年、関東転封を命ぜられた家康が、 なぜ鎌倉でも小田原でもなく、江戸に入ったのかという問題と、 関ヶ原の戦いに勝って天下を掌中に収めが家康が、 なぜ京都でも大坂でもなく、 そのまま江戸に幕府を開いたのかという二つの問題が含まれている 。
・江戸という地名の起こりは?
江戸の「戸」は淡路国(兵庫県)の鳴戸、紀伊国(和歌山県) の由良の戸と同じく、みなと・とまりの略称なんです。常陸国( 茨城県)の水戸も同じ。「みと」は「みなと」の「な」 を省いたもの。水戸って書くのは湊や港の当て字なんです。 だいたい「戸」のつく地名で水辺でないものは滅多にありません。 方言で「津」はなまって戸といったようです。「つ」と「と」 は同じ意味。「津」といえばもちろん港のことです。「江津」 すなわち「江の湊」であったに相違ない。「江戸」を「江津」 と称した史料は見当たらない。しかし、中世において江戸を「 江の湊」であると積極的な根拠は大量に存在する。
まあ、ワタシは「江戸時代」よりも「エロ時代」の方が好きだけどね。(笑)オススメです。(・∀・)