若いころに、居酒屋で一人で飲んでいるオヤジを見て、なんで一人で飲むんだ。あんなジジイになりたくないなあ……と思っていたが、知らぬ間にそんなオヤジになっている自分がウレシイ!(笑)
さて、昨日に続き、続編の「下町酒場巡礼」。「人生に酔えないのなら、ひとり酒場で酔っていたい。ひっそりと路地に灯る赤ちょうちん。下町を愛する呑んべえ3人が人と店が織りなす光景を切り取った。消えゆく本物の酒場たちに捧げるオマージュ」そのエッセンスを紹介しよう。
本編は大衆食堂も取り上げる。 へたな昨今の居酒屋より大衆食堂の方が、 下町酒場の雰囲気を色濃く残しているし、 ファーストフード店の急増で酒場より以上に食堂の存続が危ぶまれ るため記録しておきたいと思ったからだ。人生に酔えないのなら、 しばし、渋い酒場でひとり酔っていたい。
(宮前)下町の酒場には、人生の縮図が見えるよね。 隠し立てがないというか。 銀座や六本木あたりで飲んでいるのとはワケが違う。 酒場には会話の妙っていうのがあるしね。自然発生的に、そこが、 街の文化圏、町内会になる。だから一見さんでも入れる。 酒場のある街を歩いていると、人間の肉声が聞ける、 庶民的で騒々しい「場」が多いと感じるね、下町は。「 街のとまり木」がなくなっちゃうことが怖いね。
「にこいち(江戸川区平井)【閉店】」「なるこや(葛飾区亀有) 【閉店】」「魚三(葛飾区新小岩)」「赤坂酒場(墨田区東向島) 【閉店】」「酒屋の酒場(足立区千住中居町)」「馬車道や( 中央区京橋)【閉店】」「七二三(なじみ、北区田端新町)【 閉店】と神谷酒場」【閉店】」「味の大松(江東区亀戸)」「 問屋街酒場(中央区東日本橋)【閉店】」「大黒屋(墨田区業平) 【閉店】」「江戸政(中央区東日本橋)」「西口やきとん( 台東区浅草橋)」「大坂屋(江東区門前仲町)」「わか( 葛飾区新小岩)」「山城屋酒場(江東区南砂=西大島)」「 増美屋(墨田区石原)【閉店】」「三幸酒場(足立区綾瀬)【 閉店】」「高島屋(江東区住吉) 」「伊勢元酒場(江戸川区平井)」 「ささの家(台東区根岸)」「江戸っ子(葛飾区立石)」「 大多福(台東区千束)の牛すじ煮込み」「大竹(江戸川区西小岩」 「もつ焼きスミダ(墨田区東向島)【閉店】」 「竹屋食堂(荒川区西日暮里)【閉店】」 「ときわ食堂(台東区西浅草)」 「吉田屋食堂」(墨田区吾妻橋) 」「まるきん(港区西新橋)【閉店】」 「タイガー食堂(中央区銀座)【閉店】」 「大林(江戸川区東小松川)」 「三春屋(墨田区押上)【閉店】」 「百尺(しゃくせき・墨田区押上)【閉店】」 「みたかや酒場(江東区森下)」 「丸千葉(台東区日本堤)」など。
現時点でも閉店しているトコロが多いなあ……コロナ禍ではなおさらだろうなあ。行かねば。記憶に残さねば。オススメです。(・∀・)