「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「プロ野球B級ニュース事件簿 昭和人物伝」(久保田達雄編・著)

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プロ野球B級ニュース事件簿 昭和人物伝

プロ野球B級ニュース事件簿 昭和人物伝

 

 いまでもハッキリ覚えている。ワタシが物心がついたころ、読売ジャイアンツは、王、長嶋の「ON」の時代。もう長嶋がいつ引退するのか…という時代だった。昭和40年代後半。あの頃は、中日に星野仙一、ヤクルトには松岡弘、大洋には平松政次阪神には江夏、広島には外木場、そして我がジャイアンツには堀内、高橋一三。ああ〜懐かしの昭和のプロ野球っ!!!(・∀・)

 

さてこの本。「涙、笑い、そして感動!!昭和プロ野球を彩った選手たちの素顔」そのエッセンスを紹介しよう。

 
有藤通世】伝説の試合で“引き分け狙いの時間稼ぎ”の汚名着せられる
 
→「時間稼ぎ?冗談じゃない!試合に熱中していて、時間切れ引き分けなんて頭になったよ。試合が終わって気がついたくらいなんだ。それに僕が抗議したのは7分。仰木さんが出てきて、さらに2.3分延びちゃったんだ。大体、ああいう大切なゲームを時間で区切るシステムのほうが問題なんで近鉄さんと同様、こっちだって決着つけたかったよ」
 
 
翌64年、山内は31本塁打を放ち阪神の2年ぶりVに貢献。小山も30勝を挙げ、最多勝のタイトルと獲得。「こんな愉快なトレードはない。今回のトレードほど球界にプラスするものはない」という“仕掛け人”永田オーナーの言葉どおりの大成功トレードとなった。
 
淡口憲治 ケツ振り打法、沈着冷静な“年金さん”が夢うつつ状態になった日」「池永正明 “黒い霧事件”から復権。新人育てたプロのボール」「江藤慎一 史上初の両リーグ首位打者決定の日に無情のトレード通告」「江本孟紀 「ベンチがアホやから」の問題発言翌日に電撃引退!」「王貞治 「一度打ちたいと思っていた」プロ21年目で飛び出した最初で最後の代打ホームラン」「仰木彬 1試合6安打に二塁上から「代打・中西!」三原監督から学びリーグV3度」「大野豊 江川、掛布より先に殿堂入り。原点は1年目の防御率135.00」「尾崎行雄 19歳で自伝を出版した怪童の「太く短く」を地でいく野球人生」クロマティ 頭部死球に倒れた翌日に王監督も涙した代打満塁弾!」「鈴木啓示 「大嫌いだった」西本監督に「辞めんといてくれ!」と絶叫した草魂投手」「外木場義郎 「何ならもう一度やりましょうか」と通算3度のノーヒットノーラン」「関根潤三 投手と野手の両方でオールスターに出場した唯一の選手」「高木守道 長嶋に素質を見出され、プロデビュー戦で盗塁&初安打本塁打に超美技と大暴れ!」「山口高志 「上からボールを叩きつけるように投げろ」恩師の教え貫いたプロ人生」「山本浩二 「浩司から改名ハマり首位打者 ぎっくり腰がきっかけで30歳過ぎて長距離打者に変身」」「米田哲也 歴代2位“350勝作戦”で満願叶った後、両軍ナインが友情の胴上げ」など。

 

昭和は遠きにありにけり、だね〜!ワタシも古い人間になったなあ!昭和の野球っていいなあ!オススメです!(・∀・)

 

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プロ野球B級ニュース事件簿 昭和人物伝

プロ野球B級ニュース事件簿 昭和人物伝