「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「タカラヅカの謎 300万人を魅了する歌劇団の真実」(森下信雄)

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この本は、長年のタカラヅカの疑問を解決してくれましたっ!!!   ワタシと同じような人、多いんじゃないかな!?( ^∀^)

 

PRもしないのに連日満員、いまや観客動員が年間300万人を超えた宝塚歌劇団
必勝のビジネスモデルとは何か。なぜ「男役」スターに大人女子たちが群がるのか。
ファンクラブの実態は? 歌劇団の元支配人が五つの謎を解き隆盛の真実に迫る!」そのエッセンスを紹介しよう。

 

宝塚歌劇は、ほぼ毎日どこかで上演されています。年間公演回数は約1300回、年間観客動員数は約300万人、ほとんどすべての公演で「チケット難」、しかもほとんどすべてが「自主制作→主催興行」、テレビCMなどの宣伝は行わず、ファンの「飢餓感」をあおっています。
 
宝塚音楽学校は、1913年に設置させた宝塚歌劇団の団員育成のための2年制の教育機関です。(当初は宝塚唱歌隊)毎年定員40名の約20〜30倍の応募があり、超難関校になっています。
 
・1910年に開通した箕面有馬電気軌道(現在の阪急宝塚線の集客駅の宝塚に、小林一三翁は、1912年にレジャー施設である宝塚新温泉「パラダイス」を開業させましたが、屋内プールで水温が十分に確保できずに大失敗で早々に閉鎖。その後始末に困った小林翁は、当時大きな評判を呼んでいた三越呉服店の「少年」音楽隊に目をつけ、ここに「女子の」唱歌隊を編成することを着想します思いつきで始まったわけです。
 
宝塚歌劇は「虚構」からスタートしています。「うそ・偽り」ではなく「この世に存在しないもの」「現実的でないもの」といったところです
 
「ビジネスモデルの秘密」「なぜロングランしないのか」「なぜ歌劇だけは生き残ることができたのか」「初心者が見るのは至難の業」「ファンクラブの真実」「未完成マネジメントとは何か」など。

 

ある意味、究極のビジネスモデルだね。スゴいね。一度くらいナマで見てみたいね。オススメです。( ^∀^)

 

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