一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「捕手(キャッチャー)はまだか」(赤瀬川隼)

f:id:lp6ac4:20200707044750j:plain

捕手(キャッチャー)はまだか (文春文庫)
 

先日、中学時代の同級生が亡くなった。……ショック……。彼が、もうこの世に いないとは……信じられない。誕生日が一日違いで中一のときは同じクラスだった。彼は優秀で成績は常に、トップクラス。追いつけなかった……。心よりご冥福をお祈りします。

 

さて、この本。同窓野球で、ただ一人捕手(キャッチャー)だけがやってこない……なぜ……!?

 

「福岡に住む遠山は東京からの手紙を受け取った。差出人は、昭和二十二年の夏、最後の旧制中等野球南九州大会の決勝戦を戦った相手校のキャプテン、木谷。三十三年目の敗戦記念日に再戦を挑んできたのだった。人生の明暗をそれぞれの過去に背負いながら、両校ナインは同じメンバーで試合に臨んだが……
 
一時が迫っても赤峰は姿を現さなかった木谷はナインを集めた。「全員先発で全員最後までやる。腕が折れても足をくじいてもやる。これがほんとのナインだ。つまり、あとはナインだ」どっという笑いのあとで姫野が聞く。キャッチャーは?」「おれがやる」と木谷が答えた。
 
・「きみは立派にゲームに参加したよ。赤峰、何かが欠けているというやつは、集まった連中の中にも多いんだよ。いや、みんなだみんな、この30年の間に何か欠けたものを秘めて集まったんだきみのようには、はっきりしてないものをね。ゆうべみんなと話していてつくづくそう思った。もちろん、おれもだ。さあ、行こう」

 

毎年、恒例の「同窓会ライブ」できるかな。やりたいなあ。彼の追悼も兼ねて。野球ファン必読っ!オススメです。(・∀・)

 

f:id:lp6ac4:20200707044750j:plain

捕手(キャッチャー)はまだか (文春文庫)