このタイトルいいよね〜!ダンゴムシちゃん、セミちゃん、クワちゃん、カブちゃんなどの虫ちゃんにも心があるに決まってる!って思ってたからねー!(・∀・)
「「ファーブル昆虫記」にも出てくる、庭先によくいる小さくて丸くなるダンゴムシ。このダンゴムシにも「心」があると考え、行動実験を試みた若い研究者がいた。迷路実験、行き止まり実験、水包囲実験など、未知の状況と課題を与え、ついにダンゴムシから「常識」では考えられない突飛な行動を引き出すことに成功した。大脳がないダンゴムシにも心があり、道具を使う知能もあることを示唆するユニークな実験を紹介し、「心ー脳」問題に一石を投ずる」そのエッセンスを紹介しよう。
・なぜ本書を書いたのか。それは、心の正体へ、単刀直入に、 接近したかったから。そして「心とは何か」 という問いへ興味を持つ皆さんに、私のその接近法が、 時代や文化の違いを超えた、 この問いへの解答の一つとなるかどうかを、 考えてもらいたかったかです。本書をきっかけに、 多くの日本人が、当たり雨に「ダンゴムシには心がある」 と言えるような世の中になることを想像してみてください。 痛快ではありませんか。そして何と平和的。さあ、 皆さんの周りに立ち込める閉塞感に、 そろそろ風穴を開けてみようではありませんか。
・私が心を理解する方法は、ダンゴムシにおける「内なるそれ」 つまり彼らの「心」 が予想外の行動を自律的に発現させられることをさまざまな実験に よって真摯に確かめ続けること。そして、 その結果を世界のさまざまな分野の人の前で「さらす」 ことである、と確信しました。
「心とは言葉である」「心の実体とその遍在性」「心と脳」「魔の二歳児」は、感心!なーるほどねー!夏目漱石の「こころ」を再読したくなりました。オススメです。(・∀・)