このタイトル、惹きつけられるねえ!以前、『魚は痛みを感じるか』っていう本があったけど、イカに心があるに決まってるじゃん!って思いながら読みました。(・∀・)
「イカに知性はあるのか、社会はあるのか。じっとこちらを見つめるイカのつぶらで大きな目。鏡に映った自分にそっと触れるイカの足……。日本人の食卓に欠かせないイカの生物学的基礎知識から、特異に発達した神経系と巨大脳まで、イカのすべてを論じる。そのユニークな行動からイカの知性の有無を問い、海の霊長類たるイカから頭足類学をあらたに提唱する。若手研究者の大胆な試み」そのエッセンスを紹介しよう。
・ イカ学遍歴の中でここ10年ほどぼくが強い関心を抱き続けている のが「海の霊長類たるイカの心」というテーマである。はて、 霊長類? イカは霊長類のサルやチンパンジーとは似ても似つかないではない か。イカの心?心なんて高尚なものがあるのだろう。 だいたいイカは下等動物ではないか。 本当にイカは寿司ネタとしか認識されない対象なのだろうか。 本書は、こういった広く行きわたっている大衆的な、 あるいは国民的なイカ観に対して、 まったく別の見方を紹介しようと試みるものである。
へえ〜!知らなかったなあ。やっぱり生き物がみんな深いトコロでつながっているよね。イカへの認識が変わる。感謝して食べなければ。オススメです。(・∀・)