70年代に夢中になったNHKの「少年ドラマシリーズ」の「なぞの転校生」。「超人バロム・1」の高野浩幸がでてたんだよねー!(・∀・)
先日ふっとこの話題が出て無性に読みなくなりました。感動、感動!あのストーリー、あの時の映像が蘇ってきましたー!♪
「岩田広一が通う中学に山沢典夫という転校生が入ってきた。典夫はギリシャ彫刻を思わせる美男子であるのに加え、成績優秀でスポーツも万能だったが、なぞめいた雰囲気を持っていた。ある日とんでもない事件を起こした典夫の秘密とは? 1970年代のNHK少年ドラマシリーズとして映像化され人気を博した眉村卓がおくるSFジュブナイルの傑作」そのエッセンスを紹介しよう。
・「趣味はべつにありません。得意学科というものもありません。 それから乱暴な人はきらいです。ぼくはこの世界ーいや、 この大阪で、 できるだけみんあと仲よくやっていきたいと思っています……」
・「山沢くん、太陽っていうのはどんな星でしたか?」「直径、 地球の約109倍、恒星としてはG型に属する中型の星で、 第一種族のメンバーです。銀河系の辺縁部に位置し、 その回転とともに一秒約……」「もうよろしい。 わたしはそんなにたくさんいわなかったけど……」
・「きみには思考能力というものが欠如しているんだ。 こんな電化製品や、文明の利器なんて…… ないほうがよっぽどいいんだ。 きみたちは鈍感だから何も感じないんだろう。 われわれにとってみれば、 文明世界より原始世界のほうがよっぽどましなんだ……」
・「原子爆弾……水爆……ニュートロン爆弾……ミサイル…… そんな、いつ頭の上で爆発するかわからない世界に住んでいて、 よくそれだけ平気でいられますね。このD-15世界じゃ、 なるほどすこしばかり科学の発達はおくれています。が、 どうせ時間の問題なんだ……おそかれ早けれ、 核戦争は起こるんだ……ぼくたちは、 ここなら核戦争は起こらずにすむと思ったのに……」
すごいなあ……これ40年以上前のハナシだよ。現代を予言していようだね。オススメです。(・∀・)♪