一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「神様ゲーム」(麻耶雄嵩)

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神様ゲーム (講談社文庫)

神様ゲーム (講談社文庫)

 

 またまた刺激的な本に出会いました!ニャンコの表紙がウレシイ!(=^・^=)♪

 

自分を「神様」と名乗り、猫殺し事件の犯人を告げる謎の転校生の正体とは?神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。町が騒然とするなか謎の転校生・鈴木太郎が事件の犯人を瞬時に言い当てる。鈴木は自称「神様」で、世の中のことは全てお見通しだというのだ。そして、鈴木の予言通り起こる殺人事件。芳雄は転校生を信じるべきか、疑うべきか?」中でも神様のコトバが印象的なのだ。その一部を紹介しよう。
 
・「ぼくかい?ぼくは天井から来たんだよ。ぼくは神様なんだよ。遊びにきたんだ。きみは知らないだろうけど、神様は退屈なんだよ。すべてを知っていることほど退屈なことはないからね。きみは勉強が嫌いなようだけど、今まで知らなかったものを知るということほど楽しい現象はないんだよ。地球上だけじゃなく、宇宙の星々のことも、過去や未来の出来事もすべて知ってるよ」
 
・「起こったことを忘れることはできないけど、これから起こることに耳を塞ぐことくらいはできるんだよ。だから明日きみが何をしているか今のところぼくは知らない。その気になればすぐに知ることができるけど、あえて知ろうとしてないんだ」
 
・「運命は変えられないよ。既に決まっていることだからねたとえきみが家に引きこもっていても、飛行機がきみの家に堕ちてくるよ。もっとも実際は、きみは7月22日に札幌行の飛行機に乗って、その飛行機が日本海に墜落して死んでしまうんだけどね」
 
・「きみにとっては掃除や授業なんてやり飽きて退屈なものでしかないんだろうけど、ぼくにとっては正反対で、新鮮で面白いからやっているんだ。いい退屈しのぎになるからね」
 
・「あいにくだけど、地獄とか天国とかは存在しないよ。ぼくと違って、人間は死んだらお終いだ。土に還るだけで、どこにも行かない。自分たちが思っているほど人間は特別な存在じゃないからね。」
 
・「人間を助けるのは神様じゃなく人間自身の役目だよ。人間が勝手にぼくを心の拠り所にして生きる糧とするのは自由だよ。宗教とは自意識を持つすべての生命体に存在するものだからね。でもぼくは彼らをただ眺めているだけ。きみは怒るだろうけど、人間の社会が乱れた挙げ句に滅びようが、ぼくには関係ないよ。絶滅すればまた創ればいいんだから。今まで何度もそうやってきたし。」

 

……ラストシーンは、スゴイなあ……ま、まさか!そうなるとは!考えさせられる。超オススメです!♪(・∀・)

 

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神様ゲーム (講談社文庫)

神様ゲーム (講談社文庫)