いや〜この本、スゴいわー……「事実は小説より奇なり」っていうけど、ホントだね。暴露本って言われてるけど、男と女は何があるかわからないからね。第三者がどうのこうのいうことはないよね。(・∀・)
それでもマサ、私は歌っているよ。浜崎あゆみを生きているよ。歌姫誕生に秘められた、出会いと別れの物語。「二人で作り上げた“浜崎あゆみ"は、マサにも、あゆにも、手に負えないモンスターになってしまったね」博多から上京したありふれた少女・あゆを変えたのは、あるプロデューサーとの出会いだった。やがて愛し合う二人は、“浜崎あゆみ"を瞬く間にスターダムに伸し上げる。しかし、別れは思いのほか、早く訪れ……」そのエッセンスを紹介しよう。
・「うたうたう?」「……えっ?」
「だから歌を歌うかって聞いてるの」「歌って、 歌手のことですか……あゆが?」
「お前しかいないじゃん」「……歌なんて、あゆ、歌えませんよ」
「歌ってたじゃん、カラオケであんなにたくさん」「あれは、 歌えって言われたから……」
「いや、俺はもう決めた。あゆ、うちに来い。そして歌えよ」「 うち、ってエイベックスですか。まさか……」
「まさかって、俺の会社だよ」「でも、あゆ、きっと歌えない。 無理です」
「大丈夫、俺を信じろ」「……はい」
「あゆ、もう一度言うよ。俺を信じろ」「……はい、歌います」
・「お前、自分で詞を書いてみろよ」「えーっ!!」
「いやなの?」「詞なんて、書いたことがありません。 どうやって書けばいいのか……」
「思ったことを書けばいいんだよ。 どんなことでもかまわないから」
・「お前、凄いな……」「……」
「お前、こんな感性なんだな」「え?」
「その歳で、こんなこと考えて生きているんだ」「 自分のことしか書けなくて…」
「その歳で、想いをこの言葉にできるなんて、本当に凄いよ」「… …ありがとうございます」
「お前には才能があるよ。もっとどんどん書いていけよ」「 できるのかな……、でもやってみます」
もうがむしゃらに頑張るしかない。でも、 それは義務とか責任とかではない。言葉を当てはめるとしたら「 楽しさ」だった。私には頑張れるものがある、今日の前に、 毎日の生活の中に。人生に、無我夢中になれることを持てた私。 その私は、 私をそうしてくれた人のことを四六時中思うようになっていた。
・もしも誰かに「 今回の人生で一生に一度きりだと思えるほどの大恋愛をしましたか ?」と聞かれたなら私は何の迷いもなくこう答えるだろう。「 はい。自分の身を滅ぼすほど、ひとりの男性を愛しました」と。
……ワタシも「身を滅ぼすほど愛した」なあ……。(笑)誰でもこんな経験あるよね。あゆの赤裸々な記録。人間らしくていいなあ。オススメです。(・∀・)♪