
お正月といったらやっぱりお笑いだよねー!♪ 一年を笑って過ごすためには芸人は欠かせないっ!♪(・∀・)
さてこの本。「夢の寄席、開幕。厄介で、面白くて、哀しくて……著者畢生の「演芸人類学」。かくも傍迷惑で魅力的な人間がこの世にいる愉快。破天荒で見栄っ張りで小心で、しかし藝には拘り続けることへの讃嘆。談志、志ん朝、小さん、勝新、緒形拳、マルセ太郎から談春、昇太、可朝、市馬まで三十人の芸人に捧げる花束。四十年以上芸界を間近で見つめてきた著者が描く演芸人類学的「夢の寄席」」そのエッセンスを紹介しよう。
・本書は演芸評論感としての集大成として書いた。 登場する芸人たち(俳優、司会者を含む) は単にその芸が好きなだけでなく人間性も好きで、 個人的にお付き合いがあったか、思い入れが強い人ばかりだ。 従って、本書は芸人伝であり、著者と芸人との交遊録でもある。 また、 個人的な思い出話を記しているので自叙伝的要素が含まれる。
・ボードビリアンのマルセ太郎の説。「しゃがれ声は情に訴え、 鼻に抜ける声は知に訴える」しゃがれ声の代表は田中角栄、 知に訴える鼻に抜ける声の代表は美濃部元都知事だという。 しゃがれ声の談志は情に訴え、 鼻に抜ける声の志ん朝は知に訴えるから山の手育ちや文化人に好か れるのも当然であろう。
・平成七年、柳家小さんは「人間国宝」に指定された。 落語家たちは高座で「 このたび子小さんが天然記念物に指定されました」とか「 これから小さんの落語を聴く場合、 入場料でなく拝観料を取られます」などとネタにした。
「師匠にはたくさんお弟子さんがいらっしゃいますが、 前座の頃のお弟子さんの高座を聞いて『おっ、こいつはいいな』 って一番強く感じたのはどの方ですか?」小さんは間髪入れず、「 談志だよ」と答えた。「小三治師匠はいかがです」「 あいつもよかったけど、やっぱり談志だな」
・月亭可朝「談志さんのひとを見る目、 場面を見る目というのはひと一倍透明なレンズで見てるんですよ。 それに感性が強い。だから、よく理解して、 それを強く落語に出せる。 それだけのレンズがないひとにはその程度の落語しかできない。 談志さんのような透明なレンズを持っている人は少ない」
……いいねえ……憧れるなあ……芸人に!(笑)オススメです。(・∀・)!

