年齢とともに神様ごと、仏様ごとに興味を持つようになるよね。ワタシだけかな!?(・∀・)♪
お正月なので、こんな本を紹介しましょう。「知られざる名前の由来から諸願成就の神様の個性を解き明かす「超訳ミステリー神話」! 神様の名前に使われている漢字の意味や成り立ちを読み解くことで、神様たちの本当の姿が見えてくる」そのエッセンスを紹介しよう。
・「神」という字の左側の「示」は祖先の例を祀る祭壇の形を表します。右側の「申」は、稲妻が伸びる形を描いた象形文字です。つまり漢字から読み解くのなら、「神」とは稲妻のように不可知な自然の力や、人智では把握できない不思議な力を持つもの、さらに目に見えない心の働きなどの意味があるのです。
・天照大神(あまてらすおおみかみ) 開運・厄除けの神様
天→頭上に高く広がる大空を支配するもの、最高神。
照→すみずみまで光が及ぶこと
大→形が大きい、立派であること
神→理性では分からない不思議な力
「天」は「大」という漢字に「一」が書かれた漢字、「大」は、人が両手を広げて立っているところを描いた象形文字。「一」は人の頭上に、水平に広がっている「空」を意味します。「照」は「日」と「刀」と「口」、それから「火」を表す「灬」から成り立っています。「召」は婉曲に「口」で人を誘うことを表します。それに「日」が付いた「昭」は、太陽が半円を描くように光を描くように光を大地にすみずみまで注ぐことを意味し、さらにハッキリと明らかであることを表します。「灬」はその明るさの激しさ、強さを強調したもの。すなわち「人の頭上に大きく広がり、地上のすみずみまで光を注ぐ、たっぷりとゆとりのある不思議な自然の力」ということ。
・大国主命(おおくにぬしのみこと)縁結び・子宝の神様
「大」は「大きな」「偉大な」という意味。「国」は旧字体では「國」と書かれました。「囗」の中に「或」という字が書かれています。「囗」は、東西南北の四方を囲んでいることを表します。また「或」は武器である「戈」を上下に置いて、その中にまた領土を表す「囗」を守るように書かれています。「國」とは、武器だけではなく様々な仕組みによって守られる境界のことを言ったものです。「主」は、ロウソクとその炎を描いたものです。炎は、ロウソクから離れることはありません。ここから同じ所にじっと止まって動かない者、また炎は霊魂が宿っていることを表します。大国主命ほど多くの妻を持り、また多くの別の名前を持っていて、また全国各地に祀られている神様はありません。それだけ大きな働きを、大国主命がしたということの証拠と言っても過言ではないでしょう。
日本ってスゴいな。漢字ってスゴいな。オススメです。(・∀・)♪