一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「笑うふたり 語る名人、聞く名人」(高田文夫 対談集)


笑うふたり―語る名人、聞く達人 高田文夫対談集 (中公文庫)


お正月はナントいってもお笑いだよね。笑って一年を祈願したいよね。さあ、この本はもう18年前の本だけど。お笑いの第一人者のインタビュー集


伊東四朗三木のり平イッセー尾形萩本欽一谷啓春風亭小朝青島幸男三宅裕司立川談志―笑いに人生を賭けてきた男たちに、業界きっての聞き上手が聞く、日本のお笑いの過去、現在、そして未来。高田文夫の“笑いの二部作”」中でも立川談志師匠の談話を紹介しよう。


神様の第一の失敗は、コロンブスに天罰を与えなかったこと。コロンブスはバカだから帰ってきちゃって、「地球は丸い」なんて言い出した。地球は平らなんだから。(笑)九州から台湾まで平らだろう。スエズからマルセイユまでだって平らでしょう。どう考えたって丸いわけがない(笑)。ねえ、それを「平らじゃない」なんてグズグズ言うやつは、向こうでザーッと滝に落っことして殺しちゃうとかね(笑)。神様のやつ、バカで手を抜いたから、コロンブスが帰っちゃった。


・始末の悪いことに、ニュートンだとかデカルトだとかってやつらが出てきて、万有引力の法則だとかいろんな能書きこくようになっちゃった。この文明を肯定しちゃったんだ。いま生きてる三次元の世界を肯定しちゃったんだ、無理やり。つまり「ここに机があって、ビールが置いてある」っていうのを物理的に肯定しちゃったんだね。どうもそれが、俺は信用できないんだよね。そんな風に肯定しちゃったもんだから、この壁をつき破って行けなくなっちゃたんだ。じゃ、突き破って行けるのかといったら、行けるんですよ。麻薬やるとな。(笑)



ガンはいいですよ(笑)。なにがいいって、未練の整理にいい。整理が苦痛だっていうやつは、飛行機に乗って落っこっちゃった方がいいかもしれないけど。で、今回、手術したりして体が痛いからって、モルヒネ打たれたりしたんですよ。見舞いに来た毒蝮(三太夫)がモルヒネ久弥」なんていいやがったけど。


・入院してほんとに酒が飲みたくなったんで医者にそう言ったら「師匠、飲むのはいいけれど、駄駄羅に飲むのはやめてください」って言うから「待ってくれ。酒って駄駄羅に飲むもんじゃないの?」っつったわけよ。酒は「人間を駄目にするもの」じゃあなくて、酒は「人間というものは元々駄目なもんだと教えてる」んだよ


いいねえ!その通りだね。「歌はイヤなことを忘れるためではなく、忘れなくさせるために歌うのだ」を思い出した。オススメです。(・∀・)



笑うふたり―語る名人、聞く達人 高田文夫対談集 (中公文庫)